【すべてはここから始まった】あれちゃんとの出会い第１話

フィンランドの街を一人で歩いているといつもいつも留学時代を思い出します。

もう2年も経ってしまっただなんて…早い！早い！恐ろしい…

でもこの2年は、「今後の人生をどのように生きていこうか」を考えていた私に「今後どこで生きていくのか」まで選択を迫らせた2年間でした。だから、今思い出すと結構長かったなって思います…

なぜ私がフィンランドに留学したのかー

フィンランドに留学したのはデザインの勉強のためでした。

フィンランド人の学生たちとテキスタイルブランドをたちあげて、世界で有名なテキスタイルのフェでデザイナーとしてデザインを売る機会をゲットできる！という、なんとも貴重な体験と、北欧テキスタイルの勉強を真剣にしたくて、大学に入った当時からフィンランドへ留学することを決めていたんです。

しかし！！！私にはお金がなかった！！！

姉妹の多い家族で育った私は私立の芸術大学に入学したとき、将来恐らく43歳まで（いや、もっとかも知れませんが）ずーーーーーーーーっと払い続けないといけない奨学金の返済＝借金地獄を覚悟しました…。

自分が今、どんなにバイトで稼いでお金をためても、まず大学の費用すらすぐに貯まらない。

留学費用までどこかから借金したら、もっとこれから自分の人生に借金がつきまとうんだと想像し、学生をしながら贅沢に留学なんてできないと思いました。でも、

休学という方法があるではないか！！！

そこから自分の学生生活を一旦休止して、お金を貯めることに専念したのです。

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お金を貯める休学中の毎日と、手に入れた留学切符

それはもう、朝から晩まで働きづめでした。

朝から夜までアルバイトの日々。時には終電まで働き、毎月毎月、自分の口座に溜まっていくお金を見てうきうきする休学生活を送りました。

しかし、仕事ばかりではなく、たまには休んで好きなこともできれば、イベントを開いてお金を稼いだり、知り合いの会社の仕事をお手伝いするなど、やりたいことはなんでもできる休学生活でもありました。

今思えば休学は貯金だけの日々ではなく、自由に過ごせる良い1年になったと思います。

※ですから私は、学生の休学には大賛成派。（目標があれば絶対復学できるしね！）

そして1年が経ち、フィンランドでとりあえず7カ月くらい暮らせるお金がようやく貯まり、復学してフィンランドに行けたのです。

もしあのまま留学を諦めていたら…あれちゃんに会うことも、ブログを書くこともなかったんだと思うと、人生って本当に何が起きるかわからないし面白いです。

恋愛運の悪かった私が、今こんなブログを書いているだなんて…

ちなみに、恋愛の悪運は本当に強くて、いつも友達に悲しいお知らせをするのが大の得意でした（笑）

出会いがあっても、最失敗に終わることが多かった私は、恋愛失敗談の宝庫。少々恋愛にはもう疲れ切っていました…。

たくさんの年上の先輩方に、”20代の恋愛はそんなもんだ”と励まされる一方で、親友からは「あんたは人を簡単に信じすぎ！！」と怒られていたので、今の落ち着いた結婚生活、状況がなんとも不思議なんですけど、もしかしたら今までたくさん失敗を繰返したから、今やっとこうして自分にとって一番しっくりくる、安心できる素晴らしい人と出会えたのかもしれません。

そんな話を今日、ぽろっとあれちゃんにしたときに…

「そうだね！人生は何があるかわからないよね！

あ！！僕らがサバイバルWEEKENDで出会った話をブログで書いたら？」と言われました。

サバイバルWEEKEND…

そう…私たち…実はサバイバルウィーケンドというサバイバルイベントで出会ったんですよ…笑

しかもそれがちょうど今日から2年前のことなんです。

や、まてまて…サバイバルWEEKENDってなんやねん！

って突っ込みをくれたあなた！ありがとうございます。

せっかくなので今日から、少しずつあれちゃんと出会った頃のことを少しずつ投稿していこうと思います。笑

さて、今日は第1話から…

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第1話…やっと運がまわってきた

訂正！30分以内の申し込みではなく、1日だったよ！！すみません、、、大きな勘違い

さてさて留学した先で数々の友達から言われるまで知りませんでしたが、フィンランド人は基本シャイで、落ち着いた人が割合多いのです……だから日本人と気が合う人が多いと言われているくらい！！

さてこれからまだまだ続きますよ…

今日あれちゃんが登場しませんでしたが…

次から登場するからお楽しみに！

【サバイバルへ行く準備】あれちゃんとの出会い第２話