私のペースに合わせてくれる彼から学んだこと

私のペースとあなたのペースは違う

当たり前のことだけど、人には人のペースがある。

考えるペース、答えるペース、考えを導き出すペース、悩みを解消するペースなど色々。

私は心配性で、「まあいっか」と思ってすぐ切り替えることが下手くそで、不安を抱いてから自分で解決するまですごく時間がかかる人。

もし〇〇になったらと先のことを細かいところまで、できるだけ予測して頭で準備しておきたいと思いがちで、じっと考えてしまう。

それが時間の無駄だと知ってても、１つの心配から起き得る状況をいくつも想像し、やがて他人に言ったら笑われちゃうレベルの心配まで、頭に並べ出すことだってある。

だからなかなか言えなくて、自分の基準で物事を片付けようと必死になってしまうのだ。

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でも、あれちゃんと暮らすようになってから心に溜まる不安や問題をどんどん、素直にゆっくりと吐き出せるようになってきた。

それは彼がおおらかで、人のペースに合わせてこうして話を聞いてくれるおかげだと思う。

「１時間後でも、夜でも、言える時にちゃんと聞いてあげるから」

私が不安を溜め込みやすい性格、そしてパッと気持ちを伝えられない性格と知ってて私のペースに合わせてくれる。

最後から１コマ戻った所に書いたように、自分で不安を解消できないと自己嫌悪を感じたり、パートナーに甘えすぎな自分が嫌いだって思うこともあったけど、「ちゃんと聞いてあげる」と言ってもらえるだけで、どれだけ救われているかなと感じる。

これは喧嘩をした時も。自分の言い分をなかなか言えない時も、ちゃんと待ってくれるのだ。

いつもせっかちな時間を歩んでいたり、相手のペースに合わせられない人だったら、こんな言葉は出てこないと思う。

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子供に対して「早く言いなさい」「今いいなさい！」と無理に急かしたり、焦らせたり、

友達や家族に対して「こんなこと●分で考えられるでしょ！」「そんなこともすぐわからないの？！」と言うのは非常に身勝手。相手には相手のペースがあって、みんなそのペースを自分なりにコントロールしながら生きているんだから。

私もちゃんと、誰かのペースに合わせてゆっくり聞いてあげられるようになりたいなと改めて思う日々。