このブログ記事は2016年に公開されたもので、それ以降更新しておりません。掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
2015年からついに一般公開されたフィンランドのÖrö島へ観光旅行に行ってきました!
フィンランドのトゥルクから船で4時間離れたところにあるÖröという島。
実は2014年まで一般公開されていなかった要塞であり歴史的な島なのですが、去年の2015年からようやく一般公開され、現在フィンランド人の間でもじわじわ話題になっている観光スポットなんです。
そこで今日は、フィンランドのRositaというÖröへ連れて行ってくれるボート会社と、Visitturkuとコラボをさせていただきまして
フィンランドのアーキペラゴを満喫しよう&Örö島へ行くボートトリップツアー
をご紹介したいと思います。
あおい
歴史と自然が満載のÖröへ!知る人ぞ知る新観光地Örö島って?
Öröへ出発の朝。
トゥルクからこのRoshitaの運営する船に乗って出発しました!船はトゥルクの中心を流れる大きなアウラ川を南へ抜けてバルト海へと進みます。
船には4時間乗りますがただ揺られているわけではないのでご安心を!とってもすてきなトゥルクのアーキペラゴの風景を楽しめるんです!
フィンランドには島がたくさん!アーキペラゴっていったい何?
フィンランドの地図を近くでじっくり見てみると、数えきれない程多くの小さな島が地形の周りに広がっているのがわかります。それが、夏の風物とも言える美しい群島「アーキペラゴ」です。
バルト海では大小さまざまな島があちらこちらへ点在しているため、このアーキペラゴの景色を360度眺めることができるんです。
それぞれの島から、木造の赤い家を見つけたり小さな鳥小屋が見られたりと、色んな島を四方八方から見て楽しめるのがこのボートトリップの楽しみの1つ。フィンランドの夏のひとときが海の上で味わえるので、夏に旅行へ来られる方には必ず見て頂きたい景色です。
もちろんアーキペラゴの島々だけでなく、いろんな船も一緒に観覧できるので、海や船に憧れのある人にとってはちょっとどきどきする4時間かもしれませんよ!
あれちゃん
眺めだけでなく、大型遊覧船の内装も北欧スタイルで魅力的!船には小さなBARやテラスもあるよ
島に到着するまで、船でゆっくり快適な時間を過ごします。
お天気のいい日はあったかいのでテラスはぽかぽかしていますが、海で風が強いので長袖必須です…
内装はこんな感じ!船の旅路にぴったりな古いマリンスタイル。外でアーキペラゴの群島をゆっくり眺めた後は、船の内装や設計にも注目です。
ライトのデザインには特に驚いた!よく見ると…碇のマークになってるね!
船は大きな揺れもなくおだやかに進んでいくので、船酔いの心配がある人にもお勧めできます。!景色を満喫した後はゆっくり本を読んだり、出会ったフィンランド人とお話をしたり、次の旅行プランを考えたり、絵を描いたり…自由にのんびり心を休めていられます。
そしてもちろん美味しいランチまで付いてくる!!!
サーモンと野菜のスープ、ライ麦パンがすんごく美味しかった!船で食べるサーモンスープは絶品でした。
[ad#ads-instory-noresponsive]そしていよいよörö島に到着!小さな島には盛りだくさんの自然と歴史が詰まっていました。
到着した船着場にはたくさんの船があり、私達のボートツアー参加者以外にも、家族連れやカップルが自前のボートで訪れていましたよ。
先にも述べたように、この島は要塞で2014年まで一般公開されていない島だったため、自然や景色を味わうためにやって来る観光客だけでなく、フィンランドの古い要塞地見学を目当てに来る人も多いみたいです。
さすが要塞地…!!なんと島には大きな大砲がありましたよ、、、、
örö島はアーキペラゴ国立公園の一部になる前の1915年から2014年までの100年間、軍事基地でした。昔フィンランドがロシアの一部だった頃、この島はバルト海を防御する要塞地だったそうですが、その後はフィンランド国の沿岸要塞砲になったそう。ですから写真のように、島には大きな大砲が今でも存在しているのです。
ちょっと想像すると怖いけどトゥルクを守ってくれてた島だったんだね、、、
あおい
島には他にも、このように物資や人員を敵の攻撃から守るための掩体壕(えんたいごう)があったり、
戦争時代に使われていたであろういろんな形跡もところどころにありました。
長年要塞地として閉ざされていたからこそ、現代に残る美しい自然の数々がある
そんな戦争背景を持ち、約100年もの間軍事用にだけに使われていたこともあり、この島の自然は人間に容易く触れられなかったことで、島は珍しい木々や花であふれ、なんと1600種類もの蝶が生きていると言われています。
そしてこれは夜中に蝶を集める道具なんだとか…
あおい
そこらじゅうですてきな花を見つけたり…(この花はなんなんだろう…)
森を歩いていれば、まるで妖精でも住んでいるんじゃないかと疑うような光景まで…
あれちゃん
ムーミンを描いたトーベヤンソンさんも昔、アーキペラゴに何度も訪れ、美しい自然に触れながらムーミンのストーリーを創造していました。なのできっとムーミンの世界観が大好きな人は、アーキペラゴで緑やきれいな空気に寄り添うと不思議と、ムーミンの世界に来たような気持ちになれると思います。
静かに海の音を聴いたり、草花を見て心を癒したりもでき、öröは自然と歴史の2つを兼ね揃えたとっても魅力的な島でした。
水もうーんと綺麗なので見ているだけで心が癒されるよ…
そんなこんなで島をゆっくりと歴史も知りながら巡りあるき、あっという間に時間が経っちゃっいました…。
数時間の間に島の隅々まで全てを見つくすことはできなかったけど…今回はとっても良い旅になりました!絶対来年も行きたい場所!次はサイクリングできるように自転車持っていかなくちゃ!
まだまだ一般公開されて2年目のÖrö島。来年再来年に夏のフィンランド旅行をお考えの方はぜひこの、まだたくさんの人に知られていない旅行プランを満喫するのはいかが?
Örö島への行き方とツアー情報、料金などはこちらから
今回はトゥルクの旅行情報を紹介しているvisit turku、ボート会社のRositaとのコラボブログでした!
はじめまして。
6月にフィンランド旅行予定で、こちらの情報をいつもありがたく拝見しております。
トゥルク泊なのでとてもわかりやすく、旅行がますます楽しみです。
記事にある群島クルーズがとても素敵で自分でも検索しているのですが、島々の間を行くだけのクルーズも、フィンランドにあったりするのでしょうか…?
トゥルク泊とは!嬉しいです!ぜひぜひ楽しんでください!
http://www.visitfinland.com/ja/kiji/finlando-de-sailing-taiken/こことかいかがでしょう?実際にまだ利用してことないので、値段や時間についてはわかりませんが、
このリンク先でお探しのクルーズが見つかればいいのですが、、、
お役に立てず申し訳ないです!!
こんなにプランがあるとは!
見れば見るほど迷ってたまらないです(´Д` )
行きたい場所がいくつもあるので、ギリギリまで頭抱えておこうと思います…。
最初は、朝からムーミンワールドに行けるからと選んだトゥルクでしたが、トゥルク観光自体も本当に楽しみです。
もう1ヶ月を切ったので不安も出てきましたが(>_<)
情報本当にありがとうございました!
他記事もぜひ参考にさせていただきます。
今日は!コメントありがとうございます!!
素敵な場所なので是非機会があれば訪れてみてください!
最近ではトゥルクのルイッサロ島に行く記事も投稿いたしました!(^ω^)
何日滞在されるかによりますが、トゥルクでもめいいっぱい楽しんでいただけますように!