ポルヴォーご当地グルメ!ルーネベルグタルト
この間ポルヴォーへ1泊2日の旅行に行ったのですが、その時にどうしても現地で食べてみたかったのが「Runebergintorttu ルーネベルグタルト」
別名「ルーネベリタルト」とも呼ばれているそうですが、この焼き菓子はポルヴォーの甘くて美味しいご当地グルメです。
ルーネベルグタルトは、その名の通りフィンランドの有名な国民的詩人、ヨハン・ルードヴィーグ・ルーネベルグが関係しています。
[ad#ads-instory-noresponsive]ルーネベリタルトの誕生の秘密
ポルヴォーの中心地の近くにあるルーネベルグの自邸「Runebergin Koti」を見学した際に、館内の人からこのタルトのについて話を聞かせてもらいました。
このタルトの秘密は、ルーネベルグの奥様のフレデリカにあります。彼女は妻であり、フィンランドで一番最初の女性ジャーナリストであり、小説家。
一説によると妻のフレデリカが、甘いものに目がないルーネベルグのために、家の中にあるもので作ったのがこのルーネベルグタルトだと言われています。
私もここまでは聞いたことがありましたが、今回聞いた話は少しだけ違いました。
というのも、彼には当時行きつけのベーカリーがあり、そこでよくお気に入りの甘いお菓子を買っていたそうなのです。しかし、ある日そのベーカリーの店主が亡くなってしまいそのお店は廃業に…
それを機に大好きな甘いお菓子が食べられなくなったので、奥様がそれを再現しようとして作ったのが、ルーネベルグタルトという話…
つまり…現在残されているルーネベルグタルトのレシピはフレデリカさんのものなので、もともとのルーネベルグタルト(?)は今も実際には謎に包まれている、ということです…
というわけで、フレデリカさんの努力とアイディアなしでは、今日のルーネベルグの日は、ただお祝いするのみだったかもしれません。
毎年2月になるとフィンランド全土の店頭で並ぶほど人気のルーネベルグタルト。こうして愛されるお菓子にまで導いたのは、間違いなくルーネベルグと妻フレデリカの歴史があったからこそだと思います!
ルーネベルグの自邸のお土産ショップにはルーネベルグケーキの型や、このケーキがモチーフになった雑貨、フレデリカさんの元々のレシピも販売されています。私も買ったのでお家で今度試してみようかな!
[ad#ads-instory-noresponsive]ポルヴォーで食べよう、美味しいルーネベリタルト
ポルヴォーの旧市街のカフェに入ってみると、ほぼ必ず店頭に並んでいるルーネベルグタルト。
一般的にフィンランド全域では、1月〜2月のあたりにスーパーやカフェで並ぶ、季節に合わせた旬のお菓子ですが、ポルヴォーではご当地グルメと言えるくらいこの土地の看板スイーツになっています。
ポルヴォーではどのお店のルーネベルグが一番美味しいかを競い合うイベントがあるそうで、今年勝者として選ばれたのが、「Petris Chocolate Room」のルーネベルグだそうです!
Jokikatuの中に並ぶクリーム色の壁の可愛いらしいチョコレート屋さんで、ガラスの陳列棚には多数の美味しそうなチョコレートが並んでいます!!
今日はせっかくなので、このチョコレート屋さんでルーネベルグタルトを楽しむことに。美味しそうなチョコレートももちろん一緒に注文しました!
そしてさすが今年のルーネベルグ。これまで食べたルーネベルグの中で一番美味しかったです!来て良かった〜!
さらにチャイラテが美味しすぎてたまらなかったので思った以上に長居しちゃいました。今度ポルヴォーに行くときはぜひまた来たいなと思う可愛いカフェでした!
住所 Jokikatu 16, Porvoo
時間 月〜金 11:00〜17:00/土11:00〜16:30 /日12:00〜16:00
価格 ルーネベルグ4.2€
ぜひポルヴォーに旅行へ行かれた際には、美味しいルーネベルグタルトを食べて帰ってくださいね!
ポルヴォーを観光するならこのブログもチェック!



フィンランド旅行中の参考になれば嬉しいです!
このお店いってきましたー!
ポルヴォーのすごく詳しく載ってたので
すごく助かりました。
ほんとにルーネベルクタルトおいしい!
買って帰りたいくらいでした。
ありがとうございました~