【事後報告】結婚までの道のり編 第15話
結婚までの道のり、今日は15話です。いよいよ残すところ、あと1話で終わっちゃうよ〜!(笑)
前回のストーリーを見ていない方はこちら!
【サクッと結婚?】結婚までの道のり編 第14話結婚式がパパッと終わってしまってから…
人生の一大イベントが、こうしてあっけなく終わってしまった。
結婚式に来てくれたのは、立会人になってくれた義兄夫婦だけ。
というか両親に連絡をしていなかったあれちゃん…
[ad#ads-instory-noresponsive]もちろん、お義父さんもお義母さんもあれちゃんの発言にはびっくりでした。まさかこの日、私たちが式をするなんて思ってなかったみたい…。
てっきり私はあれちゃんが伝えているものだと思っていたので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そしてその夜、義父母がレストランのディナーへ招いてくれたので、義母両親と超気まずい中ご対面…
なぜ?あれちゃんは両親に伝えなかったのか
これには、彼なりに両親のことを考えて選んだ理由がありました。
また、宗教に関わることなのできっといろんな意見を持たれる方がいるでしょう。
宗教をよくご存知の人も、そうでない人も「こうした方がよかった」というような気持ちが湧くかもしれませんが…考え方ってそれぞれが過去のいろんな経験を含めて抱くものだから、十人十色ですよね。
私もさまざまな人の考えがあるのをわかった上で書いています。そしてここで述べることは、彼が選んだこと。
どっちか正しいか、よかったかは、本人や家族にしかわからないというのを理解した上で読んでほしいです。
実は、あれちゃんの実家はキリスト教。
しかし彼は、成人を迎えた時にキリスト教をやめました。
本来であれば、これまで彼の家族と親戚が式を挙げたように祝う、つまりキリスト教の方法で結婚式をするのが生まれ育った家族の習わし。
さらに義父は昔、教会で神父さんをしていたので、多くの結婚式に立ち会って来ました。その父を見て育った夫は、キリスト教の結婚式がどういうものであるかを熟知しています。
でも彼は一人、宗教を持たない生き方を選びました。
そして、私たちの結婚式は住民登録所(マイストラーティ)で行うことに。
それは、他の盛大な結婚式に比べれば、比較的簡単な式。
さらに国際結婚でゆっくりしている準備もないまま結婚することになった。だから、わざわざ親を招かなくても自分たちだけでいいや、と感じたのがまず理由です。
彼はマイストラーティでの式が、サクッと一瞬ってことも知っていたんですよね。(私は知らなかったけど。笑)
もしも立会人が義務でないのなら、二人だけで誓いの言葉をやってもよかったほど。
もちろん、義母両親と結婚式の方法についてもめたわけでもないし、彼が辞めたことについて過去に争ったわけでも全くありません。
義父母や親戚は夫が無宗教になったことを理解してくれているし、同じく私がキリスト教ではないことも知ってます。そして宗教を持つか持たないかは関係なく、いつもあたたかく一緒に過ごしてくれる大好きな家族です。
マイストラーティに招いていれば、喜んで祝福しに来てくれたでしょう。
ただ、彼なりにちょっと気を遣って、自分たちだけで終わらせることでもう十分かなって思ったみたい。他にもさまざまな理由がありますが、たくさん考えて出した選択だったとのこと。
また、盛大なお祝いは(新婚パーティーなのか、お披露目会のような食事会かはわからないけれど)もっと別の時間でいいやと思ってたのも理由。
[ad#ads-instory-noresponsive]あのころの私
私にとってはあの頃マイストラーティでの式があんまり想像できず、どんなところなのかもわからなくて。
さらには移住して結婚という大きなステップを踏んだのだから、小さな式とはわかっていても、もっと何か特別な形で迎えると一人で思い込んでいたので、驚きの連続で、ドキドキして、落ち着かなくて、あれれ?って思っちゃったんですよね。
というわけで、漫画の中の数年前の私はかなりエモーショナルですが…笑
後日理由を聞いて、夫の考え方を尊重したいとすぐに思いました。それに、いつか家族全員を招いて自分の好きな結婚式をする目標と夢が持てたと思えば、それも幸せかなって思っています。そしてもちろん、マイストラーティでの結婚式もすっごく良い思い出です。
国際結婚だもん、想像していることと違う方向にどんどん進んで、驚いて、たまには転んで…何もかも驚きの連続がつきもの。
この結婚式を迎えて一番に学んだことでした。
ということで、次回はついに最終回。ここまで読んでついてきてくれた皆さんに感謝です。いつもあたたかく見守って読んでいただきありがとうございます。
いつも楽しく読ませて頂いています!
今回の記事、とても共感します!
ついこの間、ヨーロッパの市役所婚を立会人もなく、2人だけで執り行いました。
私も国際結婚、彼は家族みんなキリスト教です。
披露宴パーティーは、日本と彼の母国でやりましたが、式は宗教上の理由でやらないことになりました。彼の両親も、私がキリスト教ではないことを受け入れてくれていますし、そうなることに強要はしてきません。
最後の、国際結婚では想像と違う方向に進んで、、という言葉とても響きました!色々な発見を楽しんで仲良く歩んでいきたいな、と思いました!
なう、フィンランド エスポーです。
昼間と夜の温度差が凄いですね。
冬用の服を持ってきて良かった。
あとタンポポが種?花が舞っているのが凄いですね〜。