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我が家の引越し大騒動 #04【フィンランドでバスタブを手に入れる方法】
折りたたみバスタブゲットは叶わなかったので、賃貸探しが再熱した私は、仕事で忙しいあれちゃんに「私が探すから任せてくれ！」と言い、家探しに燃えたのですが、次の問題は文化の違いから起こる、間取り問題でした。
コンテンツ
バスルームに置かれる４つのもの
1.バスタブが置けない?
このように、トイレ、洗面台、洗濯機、シャワーの４つが浴室に設置されることが比較的多いです。
もちろん、大きなお家に住んでいる人の家には「洗濯室」というものが別にあって、洗濯機や乾燥機を置ける別部屋がある場合もあります。
私自身、これまでたくさんのマンションにお邪魔させてもらって来ましたが、やっぱりほとんどがこういうタイプでした。
そして勘違いしないで欲しいのは、お風呂場にたどり着く前に脱衣所がある日本とは違って、ドーンと一つのバスルームにこの4つがまとまっていること。シャワーとの境目はシャワーカーテンだったり、ガラスの壁だったりお部屋によっていろいろですが、シャワーの部分に扉がついているわけではないですよ。
2.洗濯機が置けない場合は、却下することに
お風呂場にスペース結構あるな〜って思ったら「洗濯機ないやん」と落胆することもありました…。その瞬間にその家は諦めることに。
ブログとSNSでこれまで何度も紹介してきましたが、フィンランドにはまだまだお部屋に洗濯機の置けないマンションがあります。「学生アパートだからでしょ？」ってたまに言う人もいるのですが、いやいや違いますよ…。普通のマンションでもこんな場所がまだまだあるのです。詳しくは以下のブログに書いています。
築100年のアパートに住む、北欧の暮らし6つの事実【フィンランド】例えばマンションが古い建物だと、地下室や屋上などに住人用の洗濯室があって、そこに設置された洗濯機を予約して住人と利用することがありますよ。（我が家の場合は、築100年を超えるマンションだからと言うのが理由。）
大きな乾燥室が設置されているので便利だなと思うことも多いですが、ちょっとこれを今洗濯したい！って時に、ささっとできないのは不便。これまでこのシステムの中で5年以上も暮らしてきたので、次回は絶対自分の洗濯機が欲しい…
バスタブも大事だけれど、洗濯機こそマストである。今倉庫に我らの洗濯機が5年間眠っているよ…動くかな〜！
3.サウナの扉が邪魔をする場合
フィンランドでは、サウナ付きのお家が多いと以前紹介しましたが、こういう間取りのタイプだと、確実に本物のバスタブは置けません。
それはもう…たくさんのバスルームの間取りを見てきたけど、サウナ付きだとこの手のバスルームが結構多くて「また扉の位置…！！！」とよくつぶやいてました。だって、サウナの扉を湯船が塞いでしまうからです。
簡易バスタブなら、サウナに入らない時は置けます。でも、サウナに行く際は、浴室の外に簡易バスタブを放り出さないといけません。もしくは、入り口付近に立てかけるなど？（バスルーム全体の広さによりますが…）
4.見つかっても、家賃が〜問題
見つかったら見つかったで、予算問題も浮上。
そりゃあ、大きな浴室でおしゃれなお家もあるのですよ、もちろんね。でも、我が家の家賃の予算は無限大ではありません。良いところはあっても、お金に制限されることだってしばしば。これは、賃貸探しあるあるですよね…。
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そんなこんなで結局難航するお部屋さがし
そんなこんなで「ここだ！」と思えるお部屋に出会える機会はかなり珍しく、思ったようには行きません。
このお家いいな！素敵！と思っても、明らかにバスルームが小さかったり（内装の写真もサイト上で見れる）、この先でも紹介しますが、内見に行ってもお風呂の広さと扉や洗濯機などの位置関係を見てアウトになったり…。
自分の理想の暮らしを別の文化にねじ込むって、簡単じゃないなーと毎日毎日検索してて思ったものです。
そんな頭を悩ませる日々の中…やっとバスタブも置けて、希望にあったお部屋が見つかったのですが、相方のあれちゃんからは「無理！！」の一言…。
その理由は一体？
