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築100年のアパートに住む、北欧の暮らし6つの事実【フィンランド】

私たちの暮らすアパートのお話

先日インスタグラムのストーリーで私たち「洗濯事情」をちょこっと紹介しました。そこで今日は私たちの住んでいるアパート(日本でいうところのマンション)についてまとめてお話したいと思います。

100年前に建てられた古い建物

私たちの住むアパート、実はかなりお古でして…100年前に建てられたアパートなんです。

だから建物の外観はめちゃくちゃフィンランドらしさに溢れていて可愛いし、天井もすごく高いし部屋は広々。個人的にはこのアパートメントが私はお気に入り。

もちろんお部屋の中は数年前にリノベーションされていて、壁紙も、取り付けてある家具(キッチン・洋服ダンス)も新しく、住み心地も抜群です。

しかし、びっくりされることがしばしば…

私もあれちゃんもこのアパートを気に入っていますが、日本からお友達が遊びに来てくれた時に見せると色々と驚かれることがあります。

そこでクイズです!次の6つの内、私たちの賃貸アパートに当てはまるちょっと変わったことはどれでしょうか?

  1. 部屋に洗濯機が置けない。洗濯機は住人と共同
  2. トイレとシャワー合わせて約1畳の広さしかない
  3. 前の住人がトイレに貼ったイラストを外してはいけない決まりがある
  4. マンションの地下室に牢獄みたいな怖いところがある
  5. 部屋以外に収納スペースとして、納戸がもらえる。
  6. 壁の中に冷蔵庫がある

正解は………

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全部当てはまります!!

変わったアパート暮らし?6つの事実

1.部屋に洗濯機が置けない

実は、洗濯機が他の住人と共同です。マンションの暗い地下室まで洗濯物を運び、1時間あたりのレンタル料2.2ユーロ(約270円)を払わなければなりません。フィンランド 暮らしの裏側 フィンランド 暮らしの裏側 フィンランド 暮らしの裏側フィンランド 暮らしの裏側 フィンランド 暮らしの裏側

使いたいときはあらかじめ、洗濯室の目の前に貼ってある表に部屋番号と名前を書いて予約します。

我が家は1週間〜10日に1度のペースで予約して使用しています。予約した日は洗濯機を5時間くらい続けて回す、お洗濯日です…。

引っ越して来た頃は、乾燥室に心底驚きました。みんなそこに洗濯物をダダダダーーーーと、ブラもパンツもお構いなしに干していたからです…。わたしは、なんだか恥ずかしいので最初は部屋干しでしたが、結局住み慣れたら、急ぎの時は乾燥室にも干せるようになりました(笑)

もちろん、フィンランドのマンションが全て共同洗濯機なわけではありません!前に住んでいたモダンなアパートは、部屋に洗濯機が設置できました。ほとんどのお家が自分の洗濯機を設置できます。

しかし…
学生・留学生の場合は、学生マンション・寮に住む方が多いと思いますので、共同洗濯機がまだまだ多いかも。

2.我が家、トイレとシャワーを合わせて約1畳の広さしかない。

湯船なんというものはありゃしません。もう今年で湯船なし生活5年目に入ろうとしていますが、極小シャワーで我慢の日々です。

関連記事【海外在住】本当に辛いことはこれだった連載全7話

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上記の連載で湯船が猛烈に欲しいエピソードを書きましたが…本当に辛いものです。笑

さて、このマンション、もともとトイレもシャワーも昔は共同だったそうな。しかし時代がかわって、オーナーさんが部屋についている納戸をリノベーションしてトイレとシャワーへ作り変えたそうです。

あおい

でも、トイレもシャワーも20分以上居る場所じゃないから狭くてもイイね!

と5年前に言ってたあれちゃん…。確かにそうなんですが。

ちなみに、狭いのはトイレだけで、他の部屋はめっちゃ広いんですよね…

3.前の住人がトイレに貼った漫画を外してはいけない

私たちの住んでいるお部屋のトイレの扉には、こんな新聞か本の切り抜き?の漫画が貼ってあります。

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これは、オーナーさんが部屋を紹介してくれた初日に、「ここに貼ってある漫画はすべて私の思い出だから…どうしてもはずさないでほしいの…」とさみしそうな顔をして言ってたので、一応この部屋に住む上での大事なルールです。笑

もともとオーナーさんが昔住んでいたそうで、家族との思い出がたくさん詰まったお部屋なんだとか。ちなみに私たちが昨年トゥルクの新聞に掲載された際に、オーナーさんが私たちのインスタグラムをフォローしてくれました…(びっくりした…笑)

4.マンションの地下室に牢獄みたいな怖いところがある

洗濯機が地下室にあると言いましたが、地下室ってみなさんが想像しているような地下室ではないと思います……

見た目はまるで映画に出てくる牢獄みたいな感じ。笑

そんな薄暗くて怖い地下を通り抜けた、一番奥の奥に洗濯機があるのです。正直毎回怖いです。笑

5.部屋とは別に、屋上と地下室に納戸が2つもらえた

賃貸なのに、物置場がたくさんもらえるのは便利ですよ!

フィンランドでは一般的にマンションの地下や最上階、もしくはマンションから少し離れたところに、物置場を貸してもらえることがあります。(我が家の場合、家賃に含まれています)

今住んで居るアパートメントは最上階に2畳ほどのスペースの納戸、そして地下にも同じサイズの納戸がもらえました。

いらない物や、大きなスーツケース、今は使わない家具を置いています。

しかし…2年前にマンションの地下にある物置場へ泥棒が入るという事件が起きてからは、大切なものは家に置くようになりました。

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6.壁の中に冷蔵庫がある

壁の中に冷蔵庫?意味がわからないですよね。私も最初全く意味がわかりませんでした(笑)

実はキッチンのエリアに、恐らくこの家が建てられた時代に使われていた、昔の冷蔵庫が残っています。

冷蔵庫ほど冷たくはないですが、壁の中が涼しいので、冷蔵保存が可能ということです。この冷蔵庫は未開封の日本食、ソースや調味料などの保管倉庫として使用中です。

昨年の夏に冷蔵庫が壊れた時にちらっと紹介しましたが…

昨年は猛暑で使い物にならず、本物の冷蔵庫は必須ですけどね。

続きは以下のブログで

関連記事真夏に冷蔵庫が潰れたけれど、まさかの出費ゼロ?!

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そんなこんなで今日は私たちのちょっと変わったアパート暮らしについて紹介しました。

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2 COMMENTS

A☆K

セントラルヒーティングは有難いね、ウチは調子に乗ってオイルヒーター3台も買って付けたら電気代がとんでもない事に、もう使ってません。 地下室それホラーですなw ホラーついでに楳図かずおのホラー漫画を貼ってみたら〜♬

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あおい

本当にありがたいです!!
地下室本当にホラーですよ!動画投稿したいんですけど
なんか映ってもいやなので、、、笑
写真だけにしています。。。( ^ω^ )

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