日本語を習いたての人は、語尾を聞き取るのが難しい
あれちゃんに日本語でゆっくり話すときは、関西弁をこてこてには喋りません。(笑)
日本語を習うとき、教科書はもちろん標準語。最初は簡単な文法や単語を学習中なので、日本語に存在するさまざまな語尾や言い回しをすぐには習いません。だから日本語を聞きとる時、語尾がややこしいものになると、「それは何かを意味する単語?」と思ってしまうそうです。
もちろん、教科書の例文に出てくる標準語の「~です」「ですね」「ですか?」のような一般的な丁寧語は習いますが、たとえば
「今日はレストランに行きます」は簡単でも
「今日はレストランに行くんです」はすこし難しいんです。
いきなり「ん」が入りますから、その文字に何か含まれているのか?と、思う気持ちもわかります。
ですから、あれちゃんが日本語を習っている初期の初期は、大阪弁のイントネーションも語尾も使わないようにして
「それ、いくらやったん?」
↑大阪弁こてこてでNG
ちゃうちゃう!!ごめん
「それはいくらだったんですか?」
↑しかしこれもまだ難しい
「それは、いくらでしたか?」←OK
こう言う感じで、最初は苦労しました。(笑)
わたしは、関西弁ぬきで喋るのが難しかった
関西弁をぬいて話す時、自分の中でも色々こんがらがってきて……
「今日、なんか予定あるん?」を標準語になおして「今日、なにか予定ある?」で十分あれちゃんに伝わるのに、考えすぎてしまうからか
「今日は何か予定がありますか?」と変に丁寧な聞き方になったり、
「友達が来月フィンランド来てくれるんやって」から関西弁マイナスしたけど
「友達が来月フィンランド来てくれるよ!」のくれるの文法がまだ難しいと知り、、、
「友達が来月フィンランドに来ます…そして、一緒にどこかへ行きましょう」とカッタ~~イ話し方になったり。笑
ね?ちょっと考えて話す必要があるんです、、、笑
しかし…
日本語に慣れてから私も関西弁で話しかけるように
あれちゃんの日本語レベルが上がってから、私は簡単な大阪弁で話すようになりました。
- 「~やねん」「~やん」「~やで」などの語尾が関西弁だということを伝え
- この時期いつも言ってた「そうですね」を「そやな」って言ったり、「本当ですか?」は「ほんまに?」と言うことに戻す!!と伝えた
そして、会話の中で時々でてくる関西弁もちょっとずつ教えることで、あれちゃんも聞き慣れてきたようです。最近理解がずいぶん上手になって、簡単な関西弁を話すようになりました。
あれちゃんはちょっとエセ関西人?
「あほやん~っ」て言われる日が来たのは、嬉しいのか悲しいのか。
(笑)そーいえば、私、前の職場で関西の人がいた時、一緒に話しているとつられてエセ関西人になってましたよ!(笑)
『関西電気保安協会』が、
♪か〜んさ〜い でん〜き ほ〜あん きょ〜かい♪
となると、あれさんも関西弁マスターですね(笑)
語尾の「やん」って、そこだけ意識して聞くと、
なんだか可愛く聞こえますよね。
(地元関西贔屓かなw)
新喜劇を楽しめるようになるまでもう少しですね!
大阪弁の分析、面白いですね~~!
方言がすんなりわかるようになるには身近にしゃべる人がいてこそですね。
フィンランド語の口語もminä olenがmä oonになるし、数字の数え方もyksi kaksiじゃなくyks kaksですよね。これも近くで聞いていないと一向に身につかないです・・・
フィンランド語学習通算15時間くらいですが、標準語より最初から関西弁のほうがフィンランド人にはわかりやすそうな気が・・・でもテキストは、たぶん無い・・・
~ネンがいい感じに似ていますもんね!
大阪弁テキストフィンランド人用とかあったらたのしそう、、、!