今年のバレンタインは、リベンジデイ。

ケーキ作りが得意なあれちゃんのせいで…

あれちゃんはケーキ、お菓子作りがものすごく上手。

クリスマスも、誕生日も、さらに自分の誕生日ケーキまで焼いてしまう人。

そんな彼にバレンタインだからと言って、私の作るイマイチで微妙〜なチョコレート菓子をあげるのは気がひけます…

そこで、何かと、ここ2年しっかりお祝いをしていなかったんです…

ちなみに去年のバレンタイン、私は日本だったので何もあげていないんですが…

一昨年のバレンタインはこういう結末だったし…

吹雪と消えたバレンタインデー第１話

結婚してから1年目は大失敗、2年目は不在、そして今年は3年目。

もちろん、フィンランドにはバレンタインデーで女性が男性にチョコレートを送るという習慣はなく、ystävänpäiväと言って友達、親友をお祝いする友情の日なんですが、一応私は日本に生まれ育って2X年…

今年こそ、今年こそはちゃんとバレンタインのプレゼントをしようじゃないか&いつも美味しいケーキ、お菓子をささーっと上手に焼いちゃうあれちゃんをあっと驚かせてやろう！という思いで、朝早く起きてカップケーキを焼きました。笑

人生初、美味しいカップケーキで夫へリベンジするの巻

ぎゃふんと言わせるために、アメリカの美味しそうなカップケーキのレシピを検索。

英語のレシピをフィンランド語で全部メモし直してスーパーへ買い出しにGO。笑

piimä（バターミルク）なんかお菓子作りを本格的にしたことのない私は今までに使ったこともないし、まずカップケーキの型も昨日買ったという、ザ・初心者。

そんな私がしっかりレシピ通りに材料を色々と集めました。

ちなみにアメリカ人のお菓子ブロガーのレシピには、ズボラーの私への忠告かと思わせる一言が。

「説明はきっちり読むこと！コツは飛ばして読まない！一個でも欠けていたら私のような美味しいカップケーキは作れない！！」

とのこと。笑

ということで、しっかり頭から最後まで読んで、丁寧に作ったのです…

とりあえずカップケーキの生地も、我が子のような思いで優しく、混ぜて…

なんども英語レシピを気をつけながら読み直し、いざ、オーブンへ。

んで、できたのがこちらのカップケーキ。

moist cupcakeと言って湿ったカップケーキ、すなわち乾いたパサパサの食感ではなく、超しっとり重ったるくて甘い、カップケーキができました。レシピと全く同じ見た目、味もレシピに書いてあった説明と結構同じに出来上がったのです…ふう〜！！

でも、まだこれだけじゃないんです。

ここからバター、粉砂糖、塩、ココア、バニラエッセンスなどを加えて作る、ココアバタークリーム。これはカップケーキのトッピングになるのです。

しかーし！！たった12個のカップケーキレシピなのに、このバタークリームに入れる粉砂糖が400gという表記…

もちろん悲鳴をあげて、

とりあえず400g測ろうと試みて…

でもやっぱり、また悲鳴あげて

「デブまっしぐらかよ！！！！」って一人でツッコミ入れて

半分に減らして、いや、これでも多すぎだぞともっと引いて

半分よりもっと少なめの量でバターココアクリームを完成させました。

それでもどえらい、十分な甘さでした。

カップケーキも甘いのよ？？？？

そして、ケーキを長い間、朝から一休みさせて…（レシピには前日に作れと書いてあったけど、そこは結局無視…笑）

完成したバタークリームも一緒に夜まで寝かせて、仕事と学校が終わって帰宅してから、急いでどどどっと飾り付け。

完成〜！！！

久しぶりに、女性らしさを取り戻した気になりました。

久しぶりに、誰かのためにお菓子なんか焼きました。

久しぶりに、夫のために頑張った気がします。

ちなみに我が家の先生あれちゃんも、これには花丸をくれました。笑

ということで。

二人では1日で食べきれないほどにカップケーキがあるので、今週は二人でたーんと太ります。では…