【バレンタインは愛よりも友情を】2月14日は友達の日

今日はツイッターで募集したリクエストにお答えします！

先日、Twitter でポロっとブログ記事のリクエストを募集したところ、たくさんの方からコメントをいただき、良いブログネタが集まったので、少しずつ記事にしていこうと思います！Kiitos kaikkille!（みなさんありがとうございます！）

さて、今日はその中の１つ……

フィンランドのバレンタインデーは友達の日

バレンタインデーとされる2月14日、フィンランドではその日をYstävän päivä（ユスタヴァン・パイヴァ）と呼んでいます。

Ystävän　友達の　　päivä　日

この日は「友達の日」とされているんです。

日本や他のヨーロッパ各国でのバレンタインデーは、男性がお花を贈ったり女性がチョコレートをプレゼントするというような、愛をお祝いする日となっていますが、フィンランドでは友達とカードを交換したりチューリップを贈り合ったりする日なんです。

バレンタインチョコよりも心のこもった手紙を

日本のように、あちらこちらの繁華街やスーパーで、バレンタインを祝うフェアやイベントコーナーは見られませんが、郵便局では毎年この時期になると恒例のように、手紙やカードを送り合う人たちのために特別な切手が販売されます。

(出典：http://www.posti.fi/henkiloasiakkaat/)

フィンランドの郵便局曰く、クリスマスの次に切手やカードの人気がアップする季節だそうで、こんな時代になっても手紙やカードで友達にメッセージを伝える方が多いのかもしませんね。私も手紙を書くのが好きなので、このフィンランドらしい祝い方がいつまでも長続きするといいなと思います。

ちなみに友達の日と言えど、色んな国のバレンタイン文化が知れ渡っていることもあり、街でハートや愛をモチーフにしたものを一切見かけないということはありません。
お店やカフェでチョコレート商品がちょっと並んであったり、華やかな花束、プレゼント等を贈り合って、特別なお祝いをされている恋人たちもいるそうです。

友達の日ということは、友チョコはあげるの？

バレンタインの日が「友達の日」と聞けば、日本人の私たちは「友チョコ」を思い浮かべるかもしれません。ですが、チョコレートを贈り合うというのがテーマではないため、友チョコをたくさん用意して学校で配り合う様子はないそうです。やはりメインは手紙やカード交換。特に女の子たちの間で楽しまれていると聞きました。

「フィンランドは友達の日か～！なんかいいね！☆日本ではな、バレンタインなったら忙しいねんで～」

「へー。なんでですか？」

「前日はチョコレート作ったり、ラッピングしたり…。あと、本命チョコ、義理チョコ、友達のチョコ考えたりとかするねん。だから、2月に入った途端どっこもかしこもバレンタイン一色やねん。」

「へええええ～。日本人は大変ですね！友達の日にして楽しくみんなで飲みに行ったらいいのに！」

「たしかに！大人はそうしたらいいのかもね！」

日本のように、大々的にバレンタインをお祝いしないフィンランドですが、この日は仲の良い友達や仲間と過ごす日として、イベントを開いているところもあります。実際、私も留学時代にシェアメイトから誘われて友達の日のイベントに行ったことがあります。

ハートのカードがBarの入り口で配られて、一緒に来た人たちとメッセージを交換し合うといったイベントで、なんだかこの日はシェアメイトと、いつもと違う心あたたまる素敵な時間を過ごせました。

当たり前のようにそばに居てくれるお友達に、大きな声で言えないような「ありがとう」を伝える１日っていいですね！

今年のバレンタイン、いつもと違った過ごし方をしたい方はフィンランド流で過ごしてもいいかもしれませんよ！！好きな人にチョコレートをあげる想いのこもった風習は残しつつも、大事な友達、いつもそばに居てくれる人にあたたかいお手紙を贈ったり、一緒に飲みに行って、日頃の感謝を互いにお祝いするのはいかがでしょうか？

さて！今日のマンガ！

今年のバレンタイン…我が家はどう過ごそうか…

日本人のわたしは、しっかりチョコレート作りますよ…！笑