フィンランドにはちょっと厄介なダニ、プンッキがいる
フィンランドの島暮らし三日間がスタートした夏至祭。
フィンランド人は森、島での散策、特に湿り気のある草むらや、湿度の高い森に長居した後は必ず服をめくり、髪の毛をあさり、ズボンを脱いでまで「プンッキ(punkki)」というダニが体に付いていないかをくまなく探します。
あれちゃんは私の元にやって来て髪の毛をバサバサ探り、スカートをめくってまで私の体からプンッキを探す(笑)
笑っちゃうけど、笑えない、これは大事なことなのです。
フィンランドではベリー摘みに行く人、ハイキングへ出かける人、そしてもちろんキャンプや、Mökkiでの滞在などなど、草花の多い地域に訪れる人が多いのですが、この時みんな口を揃えて「プンッキいないかチェックして!」と言うのです。
[ad#ads-instory-noresponsive]プンッキとはどんなダニ?punkkiの正体とは…
プンッキとはいわゆるダニのこと。クモのような形をした小さな小さな虫です。彼らに噛まれてしまうと、肌は丸く、赤く腫れてしまうんです。
Suomesta on tavattu noin 1500 eri punkkilajia, mutta tietoa ryhmästä on hyvin vähän ja todellinen lajimäärä on varmasti paljon suurempi.
出典:(wikipedia.org punkit) https://fi.wikipedia.org/wiki/Punkit
(日本語訳)フィンランドでは約1500種類ものプンッキ(ダニ)がこれまで発見されていますが、その種類の情報は非常に限られており、実際の数は確かにこれよりも高いと認識されている。
とのことで、フィンランドにはこのプンッキが自然の中にたーくさん生息しています。ですから、自然の多い場所に行く際はしっかりと気をつけないといけません。
Suomessa tunnetuimmat punkit lienevät ihmisestäkin verta imevä puutiainen ja mikroskooppinen pölypunkki.
出典:(wikipedia.org punkit) https://fi.wikipedia.org/wiki/Punkit
(日本語訳)フィンランドでおそらく最も知られたプンッキ(ダニ)は吸血するプーティアイネンというプンッキ、そしてポリュプンッキというチリダニです。
特にプーティアイネンというプンッキは、先に述べたように、自然の中に生息しています。
緑の中を歩いたり、芝生に座り込んだりなど、ピクニックやハイキングを楽しむ間に、そっと体やあたまに乗り移り、気付かないうちに噛まれてしまうんです。
プンッキに噛まれたらどうなるの?
プンッキは皮膚に乗り移った後、皮膚に入り込み、血管の中にウイルスやバクテリアをまくそうです…。
あおい
皮膚はまあるく晴れ上がり、真ん中にプンッキの足がひょっこり見えちゃうという、気持ち悪さ、、、
プンッキに噛まれた時の対処法は?
気がついたら即対処!!!
専用のpunkkipihditというピンセットのようなもので、プンッキを取り除く必要があります。実際、この夏至祭の間にもピンセットを持参している人がいました。
プンッキに気をつけるにはどこを見る?
森の中、一人で全身をチェックするのは大変です。できれば友達や一緒に来た旅行客と一緒に、自然の中に入った後は
- 首、うなじ
- 耳の後ろ
- お腹
- 足元
- 脇
を細かくチェックしてください。プンッキを見つけたらすぐ取り去ること!!
この夏至祭でプンッキに噛まれそうになった人はいる?
あおい
今回12人中、3人がプンキの脅威に一瞬晒されました。
幸い、3人ともすぐに気が付いたので真っ赤に腫れずに済んでよかったですが、そのまま1日放っておいたら大変でした!
どこでいつプンッキに刺されるかわからないというのが怖いところ。
実際サイズも小さく、なかなか気付けないダニなので、もしフィンランドで自然の中へ長く滞在される方はお気をつけて。
[ad#ads-instory-noresponsive]そんなこんなで今日の漫画!
私はプンッキに刺されることはなかったけど、今年の夏も蚊の美味しい餌になりました。イラっとするほどかゆい、鼻の穴。最悪、、、まだかゆいのですが、どうしようかなあ、、、笑
明日は夏至祭のサウナの話へ!