北欧雑貨ショップ運営中!

フィンランドで永住ビザをゲットして、これまでを振り返る#02

昨年の夏に在住5年目を迎え、滞在許可証(ビザ)の更新がやって来ました。前回のブログでは、永住許可(Permanent residence permit)を申請するための証明写真の準備について書いていましたが、今日はその続きのエピソードを!

永住許可証 ビザフィンランドで永住ビザをゲットしました【在住5年目】#01
前回のエピソードは上記のリンクから!

永住許可証 ビザ

永住ビザの申請をした話【ビザ申請編】

永住許可証 ビザ
あおい
あおい

あれちゃんと私の性格、ここは真逆でよかったな〜と思うこの差(笑)。すぐに焦っちゃう私と、まあ基本なんとかなると信じているあれちゃんで、ちょうどいいね…

永住許可証 ビザ
永住許可証 ビザ
永住許可証 ビザ
永住許可の申請について

こちらの漫画は私の経験を書いたものです。他の在住者さんからの情報で、家族根拠の滞在許可申請の場合、経済状況の資料は必要ないはず、と教えていただきました。詳しいことはビザ申請時のサイトを各自でご覧ください。それぞれの状況によって異なる可能性がありますので、漫画の内容が全員に当てはまるとは限りません。

移住した当時を振り返ってみる

本当にあっという間の5年間でした。永住許可をいただいてからというもの、あれちゃんと、移住したばかりの頃を振り返ることも多くなった気がします。

あおい
あおい

あの時は本当に、貧乏だったね…

ってとくによく言うの(笑)。

別に、今お金持ちになったと言っている訳では全くございませんよ…。ただ、5年前と今一番何が違うって言ったら、暮らしのクオリティ。中でも食事。当時は今と比べれば本当にお金の余裕がほとんどなくて、スーパーに行ってもかなり食費を制限していたことを覚えています。

あおい
あおい

2人とも基本超節約モードで、あれこれ我慢してやりくりしてたね〜

あれちゃん
あれちゃん

食費だけじゃないよ…

スポンサーリンク

そうそう。新婚当時、新しいダブルベッドすら買えず、知らない男性からマットレス付きのお古のベッドを購入したり、引っ越したお家のリビングの電気がなくて、中古で4ユーロのライト(500円くらい)を買ったりとかもしました。

ほんでもって、そんな話を何でもかんでもネタにしてブログに綴りまくった私よ…。若気の至りか(笑)

あおい
あおい

でも、いろんな経験・カルチャーを味わえたのは間違いないだろう〜

本当にいろんなことが懐かしいし、漫画やブログは過去を切り取ったある一部でしかないけれど、あんな話もこんな話もブログに残しておいてよかったなと思います。(恥ずかしいけどね。黒歴史貯蓄ワールドという意味では)

そういう懐かしい思い出がこういう機会にブワ〜っと蘇ってくると、ああ5年って色々あったな、なんだかんだここで生きてきたんだな〜としみじみ。

あの時は5年後の自分がどんな風になっているかなんて、もちろん想像もできませんでした。どんな仕事をして、どんな風に生きてて、どんな暮らしを送って、自分にどんな変化があるのか。

で、5年経った今がその答え。

でもね…この「今」も別に「ゴール」でもなければ、学校のようにいつか「卒業」が待っている訳でもないし、これからも同じようにこの先も毎年「来年はどうなるんだろう〜10年後はどうなるんだろう〜」という疑問と不安と、ちょっと心配を抱えて、また進んでいくしかないんですよね。

在住年数で他人を比べるのはよしなさい

在住の年数が増えると在住◯年目に入ったな…と自分に対して意識はするし、もちろん住んだ分、知っていることもフィンランド暮らしの経験も長くはなっていくけれど、それが誰かと比べるグレードではないのです。数が増えて行くたびに、自分の培った経験や暮らしを誇りに思えるのはいいことですが、その数字が人の上に立っていることを示しているわけではありません。

ですが昔、とあるSNSで「私の周りには、在住1年でめちゃくちゃ頑張っている人もいれば、7年もいるのになにもできない人もいる」というように、他人のことを書いている人を見かけたことがあります。在住年数で他人の暮らしを品定めする人もいるんだ…と知って衝撃。

〇〇在住って、言葉ではあるひとつのグループに入るけど、暮らしはそれぞれ全く違います。

スポンサーリンク

目指している先も海外で暮らす中での目標も全く違うし、なんなら目標なんて別にあったって、なくたってどっちでもいい。別にかっこよくなくていいし、海外に住んでいるからって頑張ってないといけないわけじゃない。その人が、自分の人生を送れているならそれで十分。同じ境遇ってだけで、誰かと何かで競い合う必要はないと私は思います。

だから、ましてや他人が“ある何か”を基準にして、AさんとBさんを比べてそんなこと言っちゃうのって、本当に失礼極まりないなと…。そう思いませんか?

同じ国に在住していても、全く同じように暮らしている人を見つけたことはありません。

そんな人、日本で探しても無理です。やっぱり居場所、環境、地域にもいろ〜んな違いがあって、本当にバラバラ、皆それぞれ十人十色の生活をしているのですから。違いがあって当たり前なんだから、それぞれのスピードがあったってなんでもいいじゃないか。

私は、他人に見えている暮らしなんて、所詮10%にも満たないって思っていますよ。だから他人が決めつけることじゃないのです…。

おわりに

ということで、今回は前回に引き続き、ビザ更新のお話でした。私は、在住5年という数字に何か誇りを持っているわけではなく…ある一つの変化、通過点として今日のエピソードを書きました。3年後くらいに見返したらまた「こんな日もあったな〜」って微笑むのでしょう(笑)

これまでに選んで来た選択が果たして正解だったか…なんてくよくよ考えても仕方ありません。

もちろん、在住生活の中で後悔していることはたくさんあるし、こうすればよかったのかな?と思うことも、落ち込む度にたくさんありました。でも、なるべく他人とは比べないことを基本に「これが私の生きる道〜」って歌って、これからも自分のできる範囲内で、頑張っていきたいと思います。

私のここでの目標は1回でも多く、爆笑できる思い出を築くことです。今年も、そしてこれからもゲラゲラ笑って、転げまわりま〜す!ぜひ応援していただけたら嬉しいです。

海外在住あるあるエピソード

関連ブログ 海外在住のあるあるネタやコラムをまとめました。
【海外在住】本当に辛いことはこれだった。寂しさと辛抱の限界!?本音を語る #1
海外在住あるある?を歌ってみた
在住妻あるある?賞味期限を見るときのややこしい話
【海外在住】本当に辛いことはこれだった。寂しさと辛抱の限界!?本音を語る #1
海外在住で苦労した「語学・暮らし・仕事」最初の3年間を綴ってみる【私の経験】

他のエピソードもぜひご覧ください!

2 COMMENTS

高田恵子

あおいちゃん、アレちゃんお元気そうで何よりです。
去年大阪でルーネベルグタルトでお世話になりました。その節はありがとうございました。楽しいひとときでした。
まさか、あの時こんなにコロナが世界中に広がるなんて思ってもなくて、5月に行く予定だった初フィンランド旅行を楽しみにしてました。あおいちゃんとアレちゃんとお話もできて、ワクワクドキドキも最高潮でした。
フィンランド、絶対に行くぞーと改めて思ってます。
また、日本に帰ってこられてワークショップ開かれる時は是非また行かせてもらいたいと思ってます。

返信する
あおい

こんにちは。2人ともとっても元気に暮らしています!ありがとうございます( ^∀^)
昨年は大変お世話になりました。ちょうど今年もルーネベルグの時期がやってきましたよ〜!
スーパーはルーネベルグ&ラスキアイスプッラ祭りです…(笑)ラスキアイスプッラも美味しいので食べてほしいです。
今度、フィンランドへ来られる機会がありましたらいつでも「お問い合わせ」またはSNSからご連絡ください。
私たちも日本へ帰れる日をじーっと待っています(笑)
日本へ一時帰国できるチャンスが戻ってきましたら、ワークショップやイベントなどを開催したいと思います!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください