話を聞かない夫と、話を聞いてほしい妻
夏に始めた国際結婚・国際恋愛の喧嘩のカテゴリー。今日第3話は、話を聞かない夫の行動を、夫婦関係の大きな問題として取り上げ、解決に導いたお話です。
夫と一緒にこの問題をどう解決したのか、少々長くなりますが、漫画と文章でご紹介していきます。
話を聞かない夫と、話を聞いてほしい妻。真剣にその原因を話し合ってみた【あるある喧嘩編】話を聞かない夫と、話を聞いてほしい妻。真剣にその原因を話し合ってみた【問題編】話を聞いてくれない夫、解決策は妻の私にある?
私の話に耳を傾けてくれない夫に時々イライラしてしまう私…
年々正直慣れて来て気にしなくなっていたけど…今回は結果的に大きな話し合いになりました。
そしてついに、話を聞いてくれない夫に、これまでのイライラをぶちまけ(笑)こういう態度をやめてほしいんだと、はっきり物申すことに…(前回のブログで書いています。)
しかし夫のあれちゃんは…
[ad#ads-instory-noresponsive]無意識に、話を聞いている間にふわーっと忘れてしまうことがあるらしく、私を怒らせるためにやってるわけでも、わざとそういう対応をしたいわけではないらしいのです…そう言われて戸惑う妻。
さらに、自分の性格的なところか、気性が関係しているのか…論理派の彼は追及しようと一人考えます。
「妻が助けてくれることに解決策がある」と言い切るあれちゃん。彼の言い分を聞きました。
[ad#ads-instory-noresponsive]話を聞かない夫、妻の協力を願う?
自信満々に解決策は、妻である私が彼を助けることにある!という夫。その理由は…
彼の出した解決策は、私がこのままこれからも話を聞いていない夫に対して、とことん声をかけていく、というものでした…。
私がこれまでのことに疲れてしまって、文句をぶちまけたのに…関係ありません(笑)
さすが、どんな時も冷静で論理的に物事を見る夫。
怒っている妻の前でもにこやかに穏やかに、自分スタイルを貫きます。
確かに私は、話を聞いてくれないことが何回か続くと、拗ねるか話をやめてもう諦めることにしていました。
話を聞いてくれない夫に毎回カッとなって、そのまま怒りはビュンと上がり、疲れて話をやめるか怒ってしまう。もちろん夫の態度にもよりますが、毎回毎回これが続きすぎてストレスになり、怒りに火がつくのが時々早かったのかもしれません。
ただ、「じゃあ声かけを頑張りまーす!」とは素直に言えない私…。
会話のキャッチボールなんて簡単。そんな難しいことではないと思っている私があれちゃんにもう一度願いを伝えます。
しかしそれでも彼は、この喧嘩を解決に導くための策は、お互いの協力だと言います。
「相槌ができればいいから。」とその場でチャチャッと素早く解決を望もうとした私の本音はあれちゃんにバレバレ。
確かに私がイライラしているのは反応や相槌だけじゃなくて、夫が話題にどこまで真剣に入ってきてくれるか、ちゃんと話を飲み込んでくれているか、最後まで聞いてくれているのか…そこも重要。
つまり私が求めているハードルは、彼にとってすぐに簡単に切り替えられるものではないようです。そこで、
これまで真剣にこの問題を話し合うことはなかった私たち。
我慢に我慢が重なって時たま限界にきていたし、注意することもエネルギーを使う、もう一度話すこともエネルギーを使う…そんな風にコミュニケーションのストレスの根源としてしか見てなかったけれど、同じ状況でも彼の苦手な部分を協力してあげてるんだ…と思えば、なんとなくストレスが抑えられるのかも…と思い始めました。
さらにあれちゃんが言ったように、もし私が今後、イライラしたくないから諦めるとか、期待もやめて夫との会話を減らしてしまったら、それこそ私たちにとっては悪循環で、彼自身の苦手や悪い癖も直らないと。
私にも別の悪い癖があるのでわかりますが、諦められてほっとかれるのが実は一番危険なんですよね。
不足していること、直していかなきゃいけない自分のマイナスの部分は、誰も注意してくれなくなった時が最後。
だから彼も、私に声をかけることをやめずにこれからも助けて欲しい、とお願いしたのです。
自分のイライラを溜めないように、「うわっあれちゃんがまた幽体離脱して話聞いてない…」と思うようにして、彼の意識を召喚することにしました。笑
そう思うことで、話を聞かれてなかった時「またか…」といらっとしても、私が協力してあげなきゃ!!!!…とシフト。ストレスを溜めないように努力中です。
一方夫も、今回の話し合いで気づいた自分の態度を改めようと改善中。
ということで、話の聞いてくれない夫自身が自分で改めたいと言ってくれたおかげで、なんとか現在コミュニケーションが続くように努力をしています。笑
夫婦の仲直りは、話し合いと歩み寄りが大切です
世間にはいろんな夫婦がいるので、今回のブログでは何が正解を断定するわけではありません。
ただ、小さなことでも互いに真剣になって、話し合って原因を突き止める時間を設けることは大切だと思います。
夫婦で素直になること、本音を言うことを大切にすればするほど、些細な喧嘩も対等になって話し合え、相手が不満を遠慮せずに、我慢せずに、とりあえずまずは全部ぶつけることができる。そこが、早く解決するためのカギなのかなと思うのです。
どちらかが我慢をし続けるとか、一方的に怒鳴って終り、ではなくて…
話し合いで歩み寄って納得の行くように解決策を探すって大切なんですよね。
もちろん夫婦にはいろんな人がいるので、今回の件を、もしかしたら夫の方が心を改めれば解決だと言う方もいると思います。
無意識だとは言っても片方さえ直れば、相手のストレスは減るし、これ以上相手の負担を増やす必要もありませんから…。実際、私も話し合うまではそう思って、ストレスが溜まるばかりでした。
でも、相手が自分の行いを認めて反省してくれて、さらに「自分では一瞬で直せないかもしれない」と言い、改善を求め、この癖を直す方法を彼自身が提案しています。
だから、そういう相手に対しては、仲直りを目指すのであれば、協力してあげた方がきっとストレスを減らせるし、なるべく早く解決できるはずだと私は思います。
夫婦にはいろんな形があり、全く違う性格の二人が結婚している場合もあるので断言はできませんが、私たちの場合はこのように歩み寄りを選んでよかったと思います。
少なくとも今回の件で私は自分の悪いところにも気づけました。
「人のふり見て我がふり直せ」の言葉にあるように、周りの人のいろんな選択や行動が様々に形を変えて、自分のいけない部分も教えてくれることがあるので、いい学びの機会になったと思います。
「諦められてほっとかれるのが実は一番危険」心にぐっと来ました。
子供に勉強を教える時と同じだと思いました。人間は何歳になってもどんな時でも、お互いの協力によって学んでいかなくちゃいけないんだなぁと思いました。
あれちゃんさすが・・・と感動して圧倒されているときに、あおいさんの召喚時のセリフがきて思わず吹き出しました。めっちゃ好きです!笑
冷静な話し合いで解決できることを、感情的になるのはもったいないんかな…と思いつつ、なかなかできません。。_(:3」∠)_
私の前彼がフィンランド出身の方で、まっったく同じ問題で、まっったく同じような解決策を提案されたのですが、私が未熟だった為か耐えきれず3年の同性の末、別れました。もう数年前の話ですが、このエントリーを読んで懐かしく思ってました。私があおいさんくらい歩み寄ってあげればよかったのかもしれませんね。いつもしっかりとオチのあるブログありがとうございます。