このブログ記事は2019年2月に公開されたもので、それ以降更新しておりません。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
こんにちは。スオミの旦那と一生一笑のあおいです。
今日は突然ですが、ブログでじっくりとフィンランドのHÄMEENLINNA(ハメーンリンナ)やイッタラを含むタバスティア地区の観光・宿泊情報ご紹介したいと思います。
実は、1月下旬に美しい雪景色で囲まれる中、ハメーンリンナで3日間行われたFAM TRIPへ夫婦で参加させていただきました。
ハメーンリンナって、どこにあるの?
ハメーンリンナは自然あふれる豊かな地域で、ヘルシンキから約1時間半orタンペレから1時間足らずで行くことのできる、南フィンランドの中でも人気都市の1つです。
ちょっと市内をぐるっと巡れば美術館やお城などの観光名所とアクティビティが盛りだくさん。もっと足を延ばせばあたりには無限の美しい緑と湖の数々。フィンランドの内陸部で一番古い都市ハメーンリンナは、歴史、自然そして観光も、トリプル満喫できる街です。
また、国民的作曲家シベリウスの生まれ育った土地として有名なので、興味のある人なら一度は訪れるべき場所ですよ。
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ハメーンリンナからすぐ近く!お買い物や観光するなら見逃せないイッタラビレッジ
ハメーンリンナの中心地から車で約20分、バスで約35分ほど離れたところにあるのが「Iittala(イイッタラ、日本語ではイッタラ)」という小さな村。昨年夏にブログでもたっぷり紹介させていただきましたが、あの有名なiittalaブランドの工場のある地域です。

今回の3日間ハメーンリンナ満喫旅でもやっぱり見所満載のイッタラのガラス工場、イッタラのアウトレット、イッタラガラスミュージアムなどをまわりました。
何度行っても面白いのはやっぱりIittalaブランドを支えるガラス工場です。工場の上から開館時間はいつでも無料で見学できるので、じーっと見つめてガラス職人さんの技術を見学するのはとっても楽しいものですよ!
それに、イッタラのアイテムをどこよりもリーズナブルな価格で手に入れるなら、品揃えも豊富でさらには普通のアウトレットには置いていない珍しい商品まで豊富なイッタラアウトレットが一番おすすめ。
フィンランド旅行でイッタラアイテムをたくさんゲットしたい方は、ヘルシンキから電車でここまで観光がてらに買い物に来れば、お得な掘り出し物が手に入るかも!
さらに、小さなチョコレート工場「Kulta suklaa (クルタスクラー)」もここへ来たらぜひ行ってほしいとっておきの場所です。ガラス越しにハンドメイドでチョコレートを作っているところを無料で見学できますし、珍しいチョコレートのお買い物も楽しいですよ!
他にも陶芸作家のお店や、はちみつショップなどなど…お散歩するように工房村での滞在を楽しめます。イッタラをもっと詳しく知りたい方は上記の過去記事からご覧ください。
[ad#ads-instory-noresponsive]ハメーンリンナの地域で満喫できる、豊富なアクティビティ
ハメーンリンナ付近へ行く機会があるなら行ってほしい!知ってほしい!体験してほしい!私たちが滞在中に体験させてもらった7つのアクティビティをご紹介します。
1.ハメーンリンナで生まれた作曲家「シベリウス」の歴史に触れる
フィンランドで最も有名な作曲家「ジャン・シベリウス」のことを知りたいのなら、ハメーンリンナでシベリウスの名所を訪ね歩くのがオススメです。彼はこの土地で生まれました。
もちろん、ヘルシンキのトーロにもシベリウス公園にシベリウス像と、ガイドブックに掲載される有名な観光名所はありますが、生まれ故郷であるハメーンリンナこそ、彼の人生をちょっと覗いてみたい人が足を運ぶべき土地。
ハメーンリンナの中心地からおおよそ徒歩10分以内の距離に、シベリウスの公園、シベリウス像、シベリウスの通った高校、シベリウスの生家などなど…驚くほどたくさんの名所が豊富にあります。
上記の写真のベンチは、近寄ればシベリウスの曲が鳴り出す仕掛けがあるので、彼について深く知らない私も気軽に楽しめ、自然と興味が湧いてくる機会になりました。
時間の関係でシベリウスの生家や展示物を見る機会は今回ありませんでしたが、公園を通りかかっただけでシベリウスの名所に触れられることが魅力ですね!
2.ナイーブアートに触れよう
先ほど紹介のラシマキ村にはもう一つの顔が。それは、ナイーブアートの中心地ということです。
ナイーブアートとは日本語では「素朴派」のこと。描かれる作品は色鮮やかで、どこか夢の中にいるようなファンタジーな世界を感じられる作品ですが、もちろんそれはアーティストのそれぞれの雰囲気によって異なります。動物や植物が描かれることは特にポピュラーだそうですが、とにかく全体的に楽観的で面白みがあり、どこか愉快なアートです。
私がこのイッタラナイーブアートセンターを訪れた時にいいなと思った作品は、MARTTI INNANENさんのフィンランドの様子が描かれた作品。このセンターのガイドさんによれば、フィンランドで彼の作品の好みは二極化することがあるらしく、それは彼の描くフィンランド人の顔のムードが時々暗い顔だからだそうです…。
まあ、アート作品にはいつも好みがつきものですし、いろんな意見があるとは思いますが、私は彼の作品の雰囲気に惹かれるものがありました。とくにフィンランドの森の雰囲気が感じられる作品はまるで絵本の世界みたいで楽しいものです。
3. レパーワイナリーでテイスティング体験
ハメーンリンナの中心地から車で20分ほど行ったところにある、「Lepaa Country Winery & Gardens(レパーワイナリー)」でテイスティングの体験を行いました!フィンランド産の美味しいワインを複数飲み比べしながら、ワインの味わい方とワインの作り方など、工場見学も含めて紹介してもらいました。
レパーワイナリーはグルメな方の日帰りツアーにおすすめ。緑に囲まれた場所で、フィンランドならではのワインテイスティングは新感覚の体験です。
ちなみに一番左は、りんご、白すぐりで作られたワイン、真ん中はシェリー酒の甘めで強いワイン、そして最後はリキュールでラズベリーリキュール。ぐっと甘いリキュールですが、食後にチョコレートやお菓子と味わいたくなる美味しさです。どれも香りが豊かで美味しく味わえたのはワインの質ももちろんのこと、ガイドのお姉さんがテイスティングのコツと基本を教えてくださったからです。
あおい
ワインを製造するワイナリーの裏側では、初めてワインの樽をこの目で見たり、ここでどのように手作業でじっくりワインを作っているかのお話を聞いてワクワク…!!
ワインだけでなく、リキュールやサイダーを売っているお店もこの建物の中にあるので、北欧のワインに少しでも興味がある人は足を運んでみるだけでも面白いかも!
4.Wetterhoff テキスタイルアートの体験
フィンランドのテキスタイルアート・デザインに触れられる機会もあります。それは織りのワークショップ体験。ハメーンリンナの中心地から徒歩数分のところにある「Wetterhoff House」という施設ではさまざまなワークショップと、テキスタイルの学び、そして手工芸、アートに触れられます。
このように、手織りの教室が行われている教室もちょこっとだけ見学させてもらいました。
あれちゃん
手のひらくらいの大きさの正方形に3本の毛糸を使って、手織りで3色の糸を織って作品を作ります。こちらのワークショップの名前はまさかの日本語で驚き!「Haiku(3色タイプ)」または「Tanka(7色タイプ)」で、2つのキットになっています。
完成するとこんな感じで可愛い3色の糸がぽんっと飛び出たミニタペストリーのようになります。デスクや棚の上、ウォールデコとしてちょこんと飾られる可愛い作品。他にもシルバージュエリーや製本ワークショップもあるそうなので、フィンランドで何かアートな体験してみたい方にオススメします!
ちなみにこの施設には居心地のいいカフェ、さらにショップや現在活躍中のアーティストのアトリエ、ショップもあります。ですから、個人旅行でワークショップに参加できなくても、ショップでキットを購入してお家でチャレンジすることもできますよ。可愛い毛糸や雑貨、工芸品などアート・デザインに関わる素敵なアイテムもたくさん販売されているので、手芸や編物が好きな人にはお買い物だけでもオススメ!
[ad#ads-instory-noresponsive]5.パロラ戦車博物館
なんと戦車を展示した博物館もあるんです。こちらの「PANSSARI MUSEO パロラ博物館」では、日本のアニメ「ガールズ&パンツァー」で絵描かれた戦車BT-42突撃砲を展示している博物館。
私はアニメを見たことないのでわからないのですが、このタイプの戦車はもうここにしか残ってないらしく、約60年ほどこのパロラ博物館で保管されているそうです。
さて、展示されている戦車はなんと約50輌。大きな二つのホールと、野外にさまざまな形や大砲がついた異なる戦車、そして歴史に制服、武器など。
戦車に初めて近づいて、触って、中に入って見学するのは言葉にできない時間です。というのも、こういう戦争を想起させる展示品は実際間近にすると驚きを通り越して、怖さを感じるというか、独特の生々しさがありました。
ミリタリーに興味がある方や、歴史や下調べの資料として戦車を見てみたい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。ハメーンリンナより北西に10km離れた地域にあります。
あおい
6.自然とウェルイーングへの旅 nature in you
心を穏やかにする野外でのアクティビティ、ネイチャーメディテーション体験のため、雪の中のお散歩へ行きました〜!!
あおい
私たちに用意されたプログラムは雪の積もった森で新鮮な空気に触れながら、ロバと一緒にお散歩する体験です!雪のギュギュッとなる冬らしい音を聞きながら、愛らしい動物と共に歩くことでなんだか心がすっと晴れるような穏やかな時間でした。
Nature in youは自然のウェルビーングのサービスを専門にし、自然・動物・フォトグラフィー・アートを使って忘れられない経験をさまざまに提供しているそうです!
例えば写真で紹介したようなロバとのお散歩&ピクニックランチのプランに、秋はベリー摘みなども一緒に楽しめたり、フィンランドのジャガイモ畑で地植えや栽培について学び、一緒にアートを楽しんだりする機会など…豊富なアクティビティで癒しの体験を展開しています。(開催人数はご自身で確認ください。)
他にもストレス解消のためのヨガとリラクゼーションのプランや、農場でハンドクラフトやドローイングを楽しむなど宿泊を含めるプランもあるので、興味がある方はウェブサイトよりご覧ください。
7.ペルト・セッパラ農園で農場見学
ハメーンリンナとヘルシンキの間に位置する田舎に、フィンランドの伝統的な農場があります。実は、おおよそ300年もの間この場所で農場を続けてきたそうで、かなり長い歴史をもつローカルな農場。
この農場は100頭ほどの牛と少し馬を飼っていますが、なんと私たちが見学させてもらった時、ちょうど一頭の牛が出産中だったんです。この寒いフィンランドの野外牛舎で牛が頑張って出産しているところを、ちらっと見せてもらいました!とっても感動的…!
ちなみに、この日FAMTRIPに来ていた参加者さんが名付けた日本名で、その子牛の名前は日本語で「りょうま」になりました。いい思い出です!!
さて、農場見学の後はこのセッパラ農園を経営されているご家族のご自宅で、美味しいランチを。
実はこの農場の敷地内にはレストランと小さなショップもあります。サラミやソーセージ、もちろん牛肉も置いているので、地元の人は夏のグリルのために買いに来る人がいらっしゃるそうです。
※ハメーンリンナからかなり南に下がった地域。ちょうどヘルシンキとハメーンリンナの真ん中にあたる地域です。
ハメーンリンナの地域で宿泊するなら
ハメーンリンナではもちろん市内のホテルで宿泊することもできますが、いつもとは違った雰囲気で滞在してみたい方に今日のブログは必見です。例えばコテージで滞在したり、オーナーさんのいるペンションのような宿泊先で、アクティビティも一緒に楽しんでみませんか?今回、FAMTRIPで訪れたホテルやコテージの宿泊施設をご紹介します。
クリーピのコテージ 湖のそばのログハウスでの滞在
美しい湖の近くで、大きくて居心地の良いコテージに宿泊してみたい方には「Kriipi´s log cabinsクリーピコテージ」をご紹介。
まるでお家に住むかのような体験を可能にする、コテージ丸ごとレンタルが魅力。湖も森もすぐそばの自然の中で、美しい緑に囲まれてゆっくり快適に過ごせます。のんびりした時間の中で、コテージのオーナーがさまざまに用意した自然のアクティビティも体験可能。
コテージは敷地内に3つありますが1軒ずつがわりと離れているので、宿泊するコテージは身の回りの緑も含めてほぼプライベート空間。オールシーズンフィンランド流で、季節のアクティビティを家族や友人と有意義に過ごせるはずです。
コテージの中にはモダンなキッチンに、サウナ、各寝室、サウナなど、普通の家のように設備がしっかり整えられ、居心地のいい場所です!森でとことん活動した後に、夜はみんなでご飯を囲んだりと、ホリデー満喫には最適でしょう!
秋はキノコ狩りにベリー摘み、さらに森で調理してワイルドフードを楽しむ機会もあります。また釣りに最適の場所と言われるヴェナヤベシ湖がすぐそばなので、釣りが好きなフィンランドトラベラーに特にオススメ。
・1日釣り体験(5月ー10月)またはアイスフィッシング(1月ー3月)のガイド可能
・ハイキングトリップも可能
・日本人通訳も可能
場所はハメーンリンナの中心地よりイイッタラに向かう方向にあり、ハメーンリンナからは車で約20分以内
petäys the lakeland resprt ペタウスリゾート
美しいヴァナヤ湖に囲まれた「ペタウスリゾート」のホテルに1日目に宿泊。
ペタウスリゾートはホテルに3つのレストラン&BAR、さらにはスモークサウナと大きな電気サウナに、野外にはバスタブが用意されていたりとホリデー満喫にオススメのホテル。
お部屋は快適で広め!個人的には大きな鏡や入口の大きな戸棚なども便利だなと思いました。
このリゾートホテルでは宿泊だけでなく、釣り、アイスフィッシング、スノーシューイング、ゴルフ、スノーモービルなどのアクティビティも提供しています。(最小催行人数は公式サイトで確認できます)、2〜3日宿泊しても飽きないくらい野外活動を入れて満喫旅にできるホテルですね!
レストランの夜ご飯は、一風変わったザリガニのスープがめちゃくちゃ美味しかったのでぜひオススメしたいです(時期によると思います)
今回参加した皆さんとスモークサウナと、電気サウナを堪能し、さらに外ではアイススイミングと、バスタブでゆっくりあったまる時間を過ごし、夜はゆっくり楽しめました。
Willa Göös ヴィッラゴース
大自然の中にある、ほっこりしたペンションのような宿泊施設「Willa Göös」
こちらはパワフルで面白く、ムードメーカーなフィンランド人オーナーのエリサさんが営んでいます。
建物はフィンランドらしい木造の建物でアットホーム。泊まったお部屋にはシンプルにベッドとテーブルがありました。
真っ白な雪景色で氷点下の気温の中でも外に出て、焚き火の前でジンジャークッキーを食べながらグロギを飲んだり、お散歩して美しい雪景色に心を奪われたり、夜はサウナを楽しんだり…静けさの中でたっぷりフィンランドの冬を味わいました。
ちなみにWilla Göösは宿泊だけでなく、パーティーや会議としても使用できます。こぢんまりとしたチャペルで行う洗礼式や結婚式、他にも何かのお祝い事が色々と行えるように設備が整っています。
こちらのオーナーのエリサさんには、代々受け継がれてきた土地にこの宿泊施設とチャペルを建設するという夢があったそうで、念願の夢は2002年についに実現。今ではサイレントストリートとして、静寂の中で心を解き放す安らぎを感じるアクティビティも運営中。
ちなみに宿泊時の食事は自分で準備しないといけないスタイルですが、希望があればケータリングサービスに頼むことも可能だそうです。(人数などは個人で問い合わせをお願いします)
ハメーンリンナで食事をみんなで味わうなら
レストラン トゥリヌンミ Tilausravintola Tulinummi(貸切り)
以前はチーズ工場だった建物でレストランを展開するトゥリヌンミ。伝統を大事にしたクオリティの高い食事を提供しているレストランです。
こちらのレストランはケータリングのサービスを行なっているので、団体で訪問、パーティーなどをハメーンリンナの地域で計画中の方にオススメのレストラン。とっても美味しく豊富なメニューに驚かされました。
私たちが今回いただいたのは、茹でたジャガイモ、レモン風味のシッリ、スモークハウキ、伝統的なサラダ、若鶏と大麦のサラダ、ビーツのグリルとヤギのチーズソース、ミートボール、ジャガイモのキャセロール、ローストビーフ…もう列挙しきれない美味しいお料理の数々…ビュッフェスタイルなので、2回、3回と行き来しておなかいっぱい食べました。
さいごに
ハメーンリンナの3日間をFAMTRIPで楽しんできたのですが、ヘルシンキからたったの1時間ほどで行ける範囲にこんなにいろんなアクティビティや、体験があるなんて…!終始驚きでした。
きっとガイドブックにはなかなか掲載されていない情報をみなさんにお伝えできたと思いますので、フィンランド旅行に慣れている方は今度いろんな体験に触れられる旅を楽しんでみてください。もちろん初めてフィンランドに来られる人でもイイッタラ村への滞在や、観光などをじっくり楽しめる地域です!ぜひハメーンリンナへお越しください。
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あおいさん、こんにちは。最近あおいさんのブログを見つけて、中学生の娘たちと楽しんで読んでいます。お気に入りに登録し毎日何回もアクセスしてしまいます。8年前から大阪に住んでいます。
北欧は寒そうなので行くとしたら夏だなと思っていましたが、冬も神秘的で素敵ですね。きちんと着込めば楽しめそう。アイススイミングはちょっとムリですが、サウナは気持ち良さそうです。
チョコレート工場やワイナリー見学、本物の戦車を見れたり楽しそうです。フィンランドでワインを作っていることも知りませんでした。リンゴワイン、飲んでみたいです。料理も美味しそう。ハメーンリンナ、ぜひ行ってみたいです。