フィンランドのバレンタインは友達の日
みなさん、ハッピーバレンタインー!!
これまで数回、ブログに書いたことがあるのですが、世間でバレンタインデーとされる2月14日の今日、フィンランドではその日をYstävän päivä(ユスタヴァン・パイヴァ)と呼び、友達の日としてお祝いしています。
日本や他のヨーロッパ各国でのバレンタインデーは、男性がお花を贈ったり女性がチョコレートをプレゼントするというような、「愛を祝う、好きを伝える日」となっていますが、フィンランドでは友達とカードを交換したりチューリップを贈り合ったりする日なんですよ。
それもあってスーパーのカードコーナーや、お花のコーナーはポストカードやチューリップがちらほら。
もちろんバレンタインがこの国で「友達の日」として認識されていても、国際的な祝い方をコンセプトにキャンペーンやハートいっぱいの広告を飾っているところも以前に見かけたことはあるので、それぞれの祝い方が尊重されているのかなと感じます。
ちなみに3年前の記事では、フィンランドで参加したystävän päiväのイベントのことも書きました。気になる方はこちらを
【バレンタインは愛よりも友情を】2月14日は友達の日さて。今日は友達の日&バレンタインということで、私の昔のバレンタインのエピソードを漫画で描くことにしました。
でも、恋愛ではなく、「友達の日」にちなんで友情のお話を。
それは中学生の時、男の子にバレンタインチョコレートをもらったお話です。
私にとっては忘れられない素敵なお話なので、漫画にして見ていただきたいなと思いました。
[ad#ads-instory-noresponsive]友情を取り戻した、バレンタインデーの物語
彼との友情はまるでいとこのような、親友のようなもの。
出会いは幼稚園の頃だから、中学の時でもう10年以来知っているRくん。
もちろん、昔からめちゃくちゃ仲が良かったわけではなくて
たまに冗談を言ってふざけたり、喧嘩したり、いじりあったりしてムカついたこともある。
はたまた、お互いに好きな人ができたら相談しあったこともあった。
学校でいつも一緒にいるわけではないけれど、とっても信頼できる男友達だった。
でもある日、些細なことで大喧嘩に
学校が終わった後は、複数の生徒が外をうろうろしているので、家の前で二人で話しているところを見られたくないという私…(中二病かよ)
でもそんな喧嘩腰の態度の私に、Rくんは…
実はRくんはムードメーカー気質でユーモアがあって、本当に面白い男子なんですが、
まさか喧嘩した相手にチョコレートを持って謝りにくるなんて…
これは私もさすがに驚いた(笑)
そう急かされたので、言われた通り箱を開けた私…。
Rくんはそそくさと家に帰っていった。
小さな箱に詰められたチョコレートに1文字ずつ、ホワイトチョコレートのペンで手書きされた「あおいごめん」の文字。
部屋に入ってから、このチョコレートが面白過ぎて大爆笑したのですが、笑いながら嬉しくて。いや、それ以上に、感心しました。ありがとうって思いました。
私ができなかった、歩み寄ること、謝ること、友情を元に戻そうとする行動力。
それをRくんは面白い手作りチョコレートまで作って、届けてくれたのですから。
バレンタインデーは、愛する人にチョコレートを渡したり、好きな人に告白する日ではありますが、フィンランドの友達の日にちなんで、友人に伝えたいことを思い切って伝える日にしてもいいのではないでしょうか。
もちろん、友チョコ文化を渡し合う習慣が日本にあるけれど、それに何か言葉を添えて。
「いつもありがとう」でもいいし「これからもずっと一緒にいようね」でもいいですよね。
Rくんのように、機会がないとなかなか言いにくい「ごめんね」を伝える日でもいいのかもしれません。
きっとRくんがこんな思い出を残してくれなかったら、私たちは仲直りができてなかったかも。
いや、できていたとしても、その後大人になった今日まで仲良くしていないかもしれません。
ただの中学の時の友達止まりだったんじゃないかと思います。
今、Rくんとはもうかれこれ20年以上友情が続き、帰省のたびにあれちゃんとも一緒にお出かけしたりご飯に行ったりする仲。男たちは温泉でもいろいろ熱く語り合ったとか。(笑)
毎年バレンタインになると思い出すこの話。
あの頃の私は、フィンランドの「友達の日」について、何も知らなかったけれど、まさにこの日は、「友達の日」だったなと思います。
あおい
sopivaのバレンタインデーキャンペーン【PR】
今月の1日から始まったsopivaのバレンタインキャンペーンもご注目!お友達や好きな人に何か贈り物をするのはいかがでしょうか?
・明日まで対象商品13点が全て送料無料
・2月28日までsopivaのショップで1万円以上まとめてお買い物してくださった方には、sopivaのクーポン500円プレゼントキャンペーンも実施中!(クーポン使用の期限は5月末まで・おひとり様1回のみ使用可能)
この機会にどうぞ、私たちも運営しているsopiva北欧を覗いてみてくださいね!!
最近バレンタインの特集のためにsopivaの撮影で、あれちゃんがモデルで撮った写真をお見せしちゃいます〜!
myssyfarmiのファルメスターシリーズをかぶって公園の丘をお散歩した時です。
私もお気に入りのmuffiをかぶっていたので一緒に撮ってもらいました。
View this post on Instagram
他にもバレンタイン特集で、オススメグッズをご紹介しているのでぜひご覧くださいませ!
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
Ystävän päivä!
なんだかRくんのやることがあれちゃんみたいやなぁと思いました…♡付き合いが続く人って大事なんやなと歳を重ねるごとに思います。
そしてMuffiかぶったあおいさんのその写真最高です、なんとも言えない憂いを帯びた表情…(*´◒`*)
こんにちは!
私も海外在住の者です。
結婚式を住んでる国で挙げる事になったのですが、親友だと思っていた人に「交通費は普通招待する側が出すのに、非常識だ」と言われました。(前から払いたいけど事情があり払えない、それでもいいのか?と聞いたりドレスを購入、家に泊まってもらう、など話しました)
親友だの大切な友達だの良く言われましたが、結局その程度なんだとモヤモヤしていたところ、あおいさんのこの記事を見つけて、色々考えてしまいました。
とにかくあおいさんのご友人は素晴らしい人で、読んでいてこちらまで温かい気持ちになりました!
つい私の話を書いてしまい、すみませんでした。
これからもあおいさんとお友達、旦那さんの友情が続いて幸せでありますように( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎