私のくせ毛奮闘記、本日第5話。前回のお話は以下のリンクからご覧ください。

くせ毛に悩むわたしを、さらに苦しめるのは頭皮の痛みと白髪の悩み。負の連鎖が続き、悩みが増える中「縮毛矯正をやめてみたら?」と母が提案してくれました。
しかし、他人の目を気にしていた私はどうしても縮毛矯正をやめられず、そのままストレートヘアで中学を卒業し、高校もそのまま入学しました。
環境が、わたしに自信を与える
しかし、高校で思ってもみなかった転機が訪れます。



私が通っていた高校は、美術とデザイン科しかない公立高校で、普通科の高校に比べると、ちょっとユニークな雰囲気の学校でした。例えるならば、美大に漂う独特な雰囲気が高校に存在すると思ってもらうと、イメージしやすいかもしれません。
つまり、必然的に個性的な高校生が多かったのです。制服の着こなしから、話す話題から、趣味まで、何かしら個性があふれていました。
もちろん全員がそうという訳ではありませんが、私の印象では、どんな生徒も自分の色を持っていて、無理に誰かにあわせようとか、みんなと同じになろうとする必要はなく、自分らしさを認められる、居心地のいい場所でした。(個人差もあるとは思いますが…)
ここなら、くせ毛でも大丈夫なんじゃないか…
環境が変わると、私の考え方もちょっとずつ変化し始めました。

くせ毛が嫌いで心底憎んでいた私も、先輩たちを見ていたら「ありのままでもいいんじゃないか」と思うように。でも、そうは言ったって、くせ毛をどうにかできるわけではないからまだ迷いもありました。

この問いが、私の道しるべでした。
サラサラしたストレートヘア、美しいツヤツヤの髪の毛は心底羨ましかったです。でも、果たして直毛が一番私に似合う髪型なのかと言えば…そうではないのかも…
私は、そもそもストレートヘアになりたいのか

毎回、伸びてきたくせ毛に耐えられず、縮毛矯正をかけ続けてきたけれど、私の場合、この髪型が似合うから続けていたのではなかったことに気づきます。
いつの日からか、中学校で安心できるヘアスタイルに直すことが目的なっていました。自分のくせ毛では、絶対無理だ、誰にも受け入れられないと思い込んでいたからです。


悩んで悩んで悩んだ挙句、当時入学して間もない頃の私は、このチャンスをありがたく受け取って、試してみることにしました。
くせ毛に戻る、縮毛矯正をやめる。
くせ毛に戻した後、もしどうしようもできなかったら、また縮毛矯正をすればいい。でも…もしくせ毛を気に入ることができたなら、うまく扱えるようになれるのならば、このくせ毛と向き合って生きていこう。
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縮毛矯正をやめて、本来のくせ毛に戻す



縮毛矯正をやめたいけれど、美容師さんに止められる方へ
縮毛矯正をやめることになれば、こんな風に止められることもあります。
- 縮毛矯正する方がいいと思う
- このくせ毛は他の人と違って、大変だから矯正かけた方がいいよ
- 直毛の方が似合ってるから、このまま続けた方がいい
確かに髪質をわかってくださっている専門家の美容師さんが言うことは、正しいかもしれません。でも、やめないで続けることしか選択肢がないのかと言うと、決してそうではありません。
もちろん、くせ毛のタイプや髪の毛のボリューム感で難しいこともあるかもしれません。でも、「縮毛矯正をやめたいな…」ともし思っていたら、くせ毛で生きる方法はないのか一定期間探ってみるのもひとつの手です。
縮毛矯正をやめた後は、自分のくせ毛を知ることが必要
縮毛矯正をやめた後は、自分のくせ毛を研究し、扱い方を知る必要があります。
関連記事 最後の3話で紹介しています
・くせ毛の爆発を抑える、大人っぽいヘアアレンジ #09
・くせ毛を活かすためにした髪の毛の研究 #10
・くせ毛を活かしたスタイリングの作り方 #11
時間はかかります。私はものすごくかかりました。でも、楽しんでいました。くせ毛を徐々に好きになれました。
くせ毛を活かしてヘアスタイルを楽しむ方法がいくつかわかり、くせ毛と仲良くなれました。
そんな、縮毛矯正をやめてからのくせ毛ライフは、次回に続きます。
続きの第6話くせ毛に戻す!時間のかかる我慢との戦い

私もかなりのクセ毛で、湿気がひどいときは大変でした。高校のときには、証明を出しているにも関わらず、教師にパーマかけてるやろって言われて、とても嫌な思いをしました。
今はクセを生かしながらも、パーマヘアを楽しんでいます。嫌な思いをしたからこそ、今を楽しめているのかなと思っています。