私のくせ毛奮闘記、本日第8話。前回のお話は以下のリンクからご覧ください。
くせ毛に戻す時!切り替え時期の試練【くせ毛に悩んだ10年間の奮闘記】 #07縮毛矯正を辞めてから、くせ毛に戻す切り替え時期って結構大変で、想像以上に苦労しました。根っこは癖毛、毛先は縮毛矯正が残るストレート。この上下アンバランスの髪の毛をどうするかで悩んだ私に、母が提案してくれたのは「直毛の部分に癖をつけること」
1.ソフトボールカーラーをつける
まず1つめの方法は前回の7話で紹介したソフトボールカーラー
夜に、このボールカーラーを毛先に巻きつけて寝て、次の日に上部のくせ毛と毛先を同化させる方法がひとつ。
2.これも使える!ホットカーラー
縦に巻いて自分のカール具合と揃えたり、あまりにもばさっと広がる毛先は内側に巻いたりして、毛先を整えます。私は高校時代、髪の毛を基本的にはおろせなかったんです、それは、くせ毛の上手なまとめ方を知らなかったから。
毎日学校へはまとめ髪で登校していたため、
くせ毛を活かすってなかなか最初は難しいけど、自分にあう髪型を色々試すのは楽しいものでした。
雑誌やヘアアレンジの本を読んでは、私の髪型でもできるものはないかと探し、癖毛を活かせるヘアアレンジを色々見つけては、試してみたり…
高校時代はガラケー時代だったので、アイディア集めは本や雑誌が一般的だけど、今はスマホでもパソコンでも気軽にググれるので、自分に似合う髪型を見つける方法はたくさんありますね!
私がヘアアレンジに自信を持って楽しめたのは、高校の先輩達のおかげなんです。芸術を学ぶ高校だったから、ヘアスタイルも個性的な生徒がちらほらいて、自らを自分らしく輝かせている先輩達に憧れていました。とくに1年生の時に見た、ヘアスタイルがいつもかっこいい別の科の先輩集団は衝撃でした。どれだけ感動したことか…
あんな風に自分の髪の毛で遊べたら、どんなに楽しいだろう…という羨ましさから、私もこの癖毛を活かしたいし、アレンジしてなんとか自分で操れるようになりたい…という思いが強くなったんです。
縮毛矯正を辞めた後、思う存分ヘアアレンジを楽しもう
ヘアアレンジ方法は本当に色々あるので、
縮毛矯正を辞めてからくせ毛に戻す切り替え時期は、くせ毛のまとめ髪を練習するのが個人的にはオススメです。
くせ毛の人は直毛の人と違って癖がつきやすいし、ふわっとしたヘアアレンジや、カールを活かす髪型は結構作りやすいと思います。(もちろんくせ毛のウェーブ感や髪の量・質感にもよりますが)
私はくせ毛のカールがわりと細かめで、髪の毛が絡まりやすいので、まとめ髪はしやすい髪質でした。もちろん、髪の毛で色々遊ぶのって、やりすぎると目立ってしまうし、環境によってはしにくいこともあるかと思います。でも、自分に似合うまとめ髪さえ1、2通り見つかれば、くせ毛をまとめられて楽だし、ちょっとずつでも髪の毛を好きになれるかもしれません。
あれだけくせ毛に対して、不安や心配を抱えていた私が、自分の髪の毛をポジティブに受け止められるようになったことは、自己肯定感への第一歩でした。くせ毛に戻し、髪の毛をアレンジすることに徐々に慣れていったことで(かなり練習しましたよ)、周りの目線を気にする癖もなくなったのです。
くせ毛は私の一部であり、私の個性である。
持って生まれた髪の毛を認め、嫌いだった自分に、自信を徐々に持てるようになっていった私は、髪の毛に悩む長くて辛い経験と、それを乗り越える手段を得て、少し強くなれました。
そして何より、学校の環境が私の恐怖を手放した。
個性が尊重される場所で、優しいクラスメイト・理解ある担任の先生、そして母の手助けなど、私を取り巻く環境が安心を与えてくれたおかげです。
ヘアアレンジにもだいぶ慣れ、毎日髪の毛で遊ぶ高校生活でしたが、やっぱり髪の毛をおろしたいという願望も出てきます。
くせ毛で髪の毛を結ばずにおろすって本当に難しいことで、自分のくせ毛の質感や特徴を知らないと、上手く扱えるまでに時間がかかります…
私は、髪の毛をおろす方法はないのか、癖毛を活かす方法はないものかと、次の試行錯誤が始まりました。
続きの第9話くせ毛の爆発を抑える、大人っぽいヘアアレンジ
くせ毛の爆発を抑える、大人っぽいヘアアレンジ【くせ毛に悩んだ10年間の奮闘記】 #09