くせ毛を活かして髪の毛を下ろそう!
何年にも渡って必死に戦って来たくせ毛。同じように、くせ毛のあなたもきっと、いろいろな悩みを抱えていると思います。
- くせ毛がどんどん広がってしまう
- 上手く、うねり・ウェーブを活かして髪の毛を下ろせない
- 見た目が乱れて見える
- ウェーブをうまく活かすことができない…etc…
いろんな不満があると思いますが、くせ毛を活かすためには、自分のくせを知っていくことからが大切です。
くせ毛は確実に個人差があります。
まずは自分のくせ毛をしっかり知ろう!
画像を見ていただけばその差は明らか。
左 朝起きてからブラシで髪をとかしてみた場合
右 シャワーの後に髪の毛をドライヤーで乾かした場合
これだけでも癖の見え方が違います。どちらも、波打った髪の毛が1本1本フワっと浮いてぶつかり合い、膨れ上がる。ドライヤーで乾かした場合も、モハモハっと毛が浮いてしまう。そうです。これだとまさに
癖の形がわかりにくい
あなたのくせ毛は、どんなウェーブをしている?
ドライヤーした後や朝起きた後では、なかなか癖の形がはっきりしないので、髪の毛を濡らして見てみます。
シャワーを浴びて、頭皮から髪全体をしっかり濡らして髪の毛を見てみましょう。きっと、くせ毛のうねりは、この時にこそくっきり・はっきり出ていると思います!
まずは自分のくせ毛の形をはっきり知るために、水分を使って癖の流れを研究することが大切です!
くせ毛を活かすために、ウェーブを固定(固めよう)
実は私、縮毛矯正を完全にやめた高校生の頃から、「髪の毛が完全に濡れている時のまま固まってくれたらいいのに…」と思っていました。
ドライヤーをしたら髪の毛が広がるし、朝起きたらハチャメチャだし、乾いた時のくせ毛は頭が大きくて好きになれませんでした。濡れている時は、膨らみもなければまとまりやすいのに…
そこで試したのはくせ毛の固定。
そうです!濡れた時にできるくせ毛の束を、そのまま自然に固められないかという研究。1〜3を見ていただくとわかるように、
- 髪が濡れていると、同じうねり方の髪の毛同士がひっつく
- 髪の毛が乾くと、その束が徐々に離れて分離しやすくなる
- くせ毛の塊(束)をブラシで溶かせば、髪の毛がバラバラになって、ぶつかり合い広がる
特に、髪の毛の広がりを気にしていた私はここに着目して、髪の毛をおろした時の欠点を見つけました。くせ毛の広がり、膨らみ、頭が大きくなっていくのは、この髪の毛の束が分離してぶつかり合うからなのではないかと…
くせ毛を活かすために…
くせ毛の束をなるべく分離させないように頑張った
私は、くせ毛のうねりをそのまま活かしてボリュームを抑えるために「3つのやらないこと」を決めました。
- ブラシなし(目の細かいブラシ)
- 乾かさない
- すぐ外出しない
目の細かいブラシはせっかく揃っているくせ毛をバラバラにしてしまうので、使うことをやめ、また髪の毛は濡れている時の形が一番綺麗だったので、乾いた髪からのスタイリングはやめました。水分を利用した方が髪の毛が引っ付き合って、まとまりやすいからです。
また、セット後にすぐ外出することも自分にとってはNG。せっかくまとめたのに、風で吹き荒れてめちゃくちゃになって、台無しになりがちだったのです。
私は現在、髪を濡らしてからのスタイリングに心がけています。さらに、お出かけ前は、何よりも先に髪のスタイリングから始めるのが自分ルール。
先ほど紹介したように、スタイリング後に風に吹かれるとすぐに膨らんだり、乱れやすくなってしまうので、お出かけ前の準備の手順さえも私には肝心なのです。
以上のくせ毛研究とくせ毛の活かし方は、次回実際のやり方を紹介する際に大変必要になってくるので、先に理由とポイントをご紹介しました。
くせ毛を活かすとは、まず髪の毛を知るところから
こうして私のルーティーンや気をつけていることをまとめてみると、たくさんあるように見えますが、これは、自分の髪の毛をコントロールできるようになる過程で大切なことでした。
もちろん、くせ毛のみなさんそれぞれに、自分にぴったりのやり方・ルーティーンがあると思います。私のやり方が一番正しいとか正解とかは一切思っていません。
ということで、次回は私の朝のルーティーンをご紹介します!
続きの第11話くせ毛を活かしたスタイリングの作り方
私がやってる、くせ毛を活かしたスタイリングの作り方【くせ毛に悩んだ10年間の奮闘記】 #11